フォークシンガー、松山千春(51)の自伝的小説『足寄より』が、映画化されることになった。今秋に発売された、朗読によるCD『足寄より〜旅立ち編』がヒットしたことから、映画化に向けて検討されてきた。監督は今井和久氏で、総製作費は5億円を予定している。出演者等は現在、調整中だが、年明けにも千春の出身地である北海道・足寄町からクランクインしたいとしている。来秋の全国公開を目指す。
「千春の生みの親として知られる北海道のSTVラジオ竹田健二ディレクター(享年36歳)との出会いから、デビューまでのふれあい、絆、信頼、そして別れを描く。夢を追いながらも、貧乏、挫折、屈辱を味わいながらも突っ張りながら育った千春と竹田ディレクターとの青春群像にしていきたい」と製作をするプラスミック・CFPの小曽根太プロデューサーは言う。
『足寄より』は、千春が77年に「旅立ち」でデビューして2年後の79年に発刊された。当時23歳の千春が、自らの生い立ち、生き方、そしてデビューするまでを描いた自伝的小説として話題となった。小学館から発刊され、2年間で70万部を超える大ベストセラーとなった。同書は、81年に絶版になったが、今年5月末に千春のデビュー30周年を記念して扶桑社から復刊されたところ、5万部を超えるヒットになった。
「アーティストの生き様を本格的に描いたものとしては、矢沢永吉『成り上がり』があるが、千春の『足寄より』は、その元祖といっていい。当時は、社会現象にもなるほどの評判だった。現在にも通じる部分は多く読み応えがある」と音楽評論家の富澤一誠氏も言い切る。
10月4日には同書が朗読によるCDドラマとして発売された。千春役には人気俳優の塚本高史を抜擢。竹田ディレクター役は田口トモロヲが務めた。アーティストの自伝は数多く出版されているが、CDによる朗読でのドラマ化は初めてだったが、発売直後から大反響となり、この種のCDとしては異例ともいうべき4万枚を突破しているほどだ。
この盛り上がりが、今回の映画化に結びついた。「30周年を終え、31年目の新たなスタートを迎える千春の起爆剤になるような作品にしたい」(小曽根プロデューサー)と意気込む。脚本は朝倉薫氏、今井氏は「7人の女弁護士」(テレビ朝日)や山田太一ドラマ「高原へいらっしゃい」(TBS)などを手がけてきた演出家で今回、初の本編監督となるだけに期待も高まっている。
◎…製作のプラスミック・CFPは、「気球クラブ、その後」が現在公開中。園子温の脚本・監督作品で松任谷由(荒井由実)の名曲「翳りゆく部屋」をモチーフに描いた青春群像。今回の「足寄より」では、「足寄より製作委員会」を組織する。
「千春の生みの親として知られる北海道のSTVラジオ竹田健二ディレクター(享年36歳)との出会いから、デビューまでのふれあい、絆、信頼、そして別れを描く。夢を追いながらも、貧乏、挫折、屈辱を味わいながらも突っ張りながら育った千春と竹田ディレクターとの青春群像にしていきたい」と製作をするプラスミック・CFPの小曽根太プロデューサーは言う。
「アーティストの生き様を本格的に描いたものとしては、矢沢永吉『成り上がり』があるが、千春の『足寄より』は、その元祖といっていい。当時は、社会現象にもなるほどの評判だった。現在にも通じる部分は多く読み応えがある」と音楽評論家の富澤一誠氏も言い切る。
10月4日には同書が朗読によるCDドラマとして発売された。千春役には人気俳優の塚本高史を抜擢。竹田ディレクター役は田口トモロヲが務めた。アーティストの自伝は数多く出版されているが、CDによる朗読でのドラマ化は初めてだったが、発売直後から大反響となり、この種のCDとしては異例ともいうべき4万枚を突破しているほどだ。
この盛り上がりが、今回の映画化に結びついた。「30周年を終え、31年目の新たなスタートを迎える千春の起爆剤になるような作品にしたい」(小曽根プロデューサー)と意気込む。脚本は朝倉薫氏、今井氏は「7人の女弁護士」(テレビ朝日)や山田太一ドラマ「高原へいらっしゃい」(TBS)などを手がけてきた演出家で今回、初の本編監督となるだけに期待も高まっている。
◎…製作のプラスミック・CFPは、「気球クラブ、その後」が現在公開中。園子温の脚本・監督作品で松任谷由(荒井由実)の名曲「翳りゆく部屋」をモチーフに描いた青春群像。今回の「足寄より」では、「足寄より製作委員会」を組織する。
2006/12/28