| 重源上人没後800年御遠忌記念法要慶讃奉納行事として、谷村新司と千住明が共演するスペシャルコンサートが、10月21日奈良東大寺大仏殿前の特設ステージで1万人の観客を集めて開催された。 1180年に平氏の南都焼き討ちにより大仏殿が焼け落ち本尊盧舎那大仏が大破。このとき東大寺再建の大勧進として諸堂・諸仏の再興に尽力したのが重源上人。当時60歳を超えていた彼の超人的な働きにより1203年には東大寺総供養が行われるまでに復興した。当時、再興を終えた後に彼が夢見たのは1000人の子供たちの読経奉納だったのだそうだが、残念ながらその夢を実現することなく86歳で亡くなっている。 |
元々東大寺の前庭には幾たびの火災でも焼けることなく建立当時のまま残っている八角燈籠があり、そこには音声菩薩が彫られていることから、ここは日本の芸能の要的な場所。その燈篭に向かい後光がライトアップされた大仏を背景に子供と谷村が歌う様は時空を超えた感動を客席にあたえてくれた。
この他、荘厳な東大寺大仏殿を背景に、最新ヒット曲の「風の暦」やおなじみの「いい日旅立ち」「昴」など15曲が歌われた。
2006/10/24