ロンドンにあるクラブKOKOにてクリスティーナ・アギレラのスペシャルライブが行われた。整然と家が建ち並ぶ閑静な住宅街に、突如として現れたクリスティーナの巨大ポスター。さらに会場前には、詰めかけたファンで長蛇の列。そして、一歩会場に足を踏み入れると、真紅の壁に華美なシャンデリアがたくさんぶら下ったオペラハウスのような会場とは、不釣合いな熱気と興奮の渦に包まれる。
新曲「エイント・ノー・アザー・マン」のイントロで、舞台の中央に現れたクリスティーナ。持ち前のパワフルボイスと切れのあるダンスで、一瞬にして観客の心を掴む。3年前に、東京国際フォーラムで行われた日本公演より明らかに成長を遂げたクリスティーナの姿がそこにはあった。そして、1つ1つのフレーズを丁寧に噛み締めながら歌っている姿は、この会場に訪れた全ての人の心に響く最高のステージであった。
アンコールでは、8月9日発売予定の最新アルバム『バック・トゥ・ベーシックス』より「スロウ・ダウン・ベイビー」を熱唱。原点に戻り、本当に聴いて欲しいって言う強いメッセージ性が込められている最新作は、歌を愛する人々の心が躍る最高の1枚だと実感。日常では感じることのできない感覚を味わえる心に残る一夜となった。
( 07月26日 11時00分)
2006/07/24