俳優の奥田瑛二が監督を務め、緒形拳が主演した映画『長い散歩』(晩秋、渋谷Q-AXシネマほか全国順次ロードショー)の完成記者会見が7月20日(木)、都内で行われた。
様々な環境や、作品の質などが高まるまで会見を行わないという奥田の考えから、これまで手がけた2作品では、いずれもマスコミ陣の前で特別にお披露目を行わなかった。
今回、初めてとなる会見では、緊張しながらも自ら“自信作”と断言。その上で「以前CMで競演した緒形拳さんに以前より、自分の作る映画に出演して欲しかった。今回、それが実現して本当に嬉しいです」と挨拶した。
また、日本の名俳優であり、今作では若干5歳の女の子、幸(杉浦花菜)と競演した緒形は「彼女は“天使”のような存在。でも、こちらが計算するような動きがなく、苦労しました」と苦笑しながら撮影を振り返った。
さらに、隣に座っていた奥田監督を見ながら「自分が出演する映画には、厳しい点数をつけるのですが・・・これは、いい作品! 撮影でも役者出身の彼ならではの気配りや演技指導があり、将来いい監督になりますよ」と太鼓判。これには奥田も「(緒形には)ビビってしまいますが、決して“負けない”という根性があったから乗り越えられた。そこから、信頼が生まれて素晴らしい作品に仕上がったのだと思います」と話すと、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
最後には、この日69歳の誕生日を迎えた緒形に“64歳”年下の杉浦から、花束が渡されたがこの時ばかりは鋭い目も丸くなり、周りに感謝の言葉を述べていた。
様々な環境や、作品の質などが高まるまで会見を行わないという奥田の考えから、これまで手がけた2作品では、いずれもマスコミ陣の前で特別にお披露目を行わなかった。
今回、初めてとなる会見では、緊張しながらも自ら“自信作”と断言。その上で「以前CMで競演した緒形拳さんに以前より、自分の作る映画に出演して欲しかった。今回、それが実現して本当に嬉しいです」と挨拶した。
また、日本の名俳優であり、今作では若干5歳の女の子、幸(杉浦花菜)と競演した緒形は「彼女は“天使”のような存在。でも、こちらが計算するような動きがなく、苦労しました」と苦笑しながら撮影を振り返った。
さらに、隣に座っていた奥田監督を見ながら「自分が出演する映画には、厳しい点数をつけるのですが・・・これは、いい作品! 撮影でも役者出身の彼ならではの気配りや演技指導があり、将来いい監督になりますよ」と太鼓判。これには奥田も「(緒形には)ビビってしまいますが、決して“負けない”という根性があったから乗り越えられた。そこから、信頼が生まれて素晴らしい作品に仕上がったのだと思います」と話すと、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
最後には、この日69歳の誕生日を迎えた緒形に“64歳”年下の杉浦から、花束が渡されたがこの時ばかりは鋭い目も丸くなり、周りに感謝の言葉を述べていた。
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2006/07/20