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『風、薫る』悲劇に朝から涙 鈴木奈穂子アナ「きょうはつらい」

 俳優の見上愛上坂樹里がW主演を務めるNHK連続テレビ小説『風、薫る』の第109回、第110回が28日に放送された。第109回では上坂演じる直美の夫・吾郎(甲斐翔真)の戦傷死が明らかになり、第110回ではその死の経緯と「第2ボタン」の真相が判明。続く『あさイチ』では、出演者の坂東彌十郎鈴木奈穂子アナウンサーらが涙を見せた。

鈴木奈穂子 (C)ORICON NewS inc.

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 物語は、大関和さんと鈴木雅さんという2人のトレインドナースをモチーフに、考え方もやり方も異なる主人公たちが患者や医師と向き合い、ぶつかりながら成長していく姿を描くバディドラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が、明治という激動の時代に傷ついた人々を守るため奔走する姿が描かれている。

 第109回では、出征した吾郎の帰りを待つ直美が第一子となる男児・明を出産。一ノ瀬家の美津(水野美紀)やりん(見上)の力を借りながら育児に励んでいた。そんな中、日清戦争が日本側の勝利とみなされる平和条約の調印によって終結したことを新聞で知り、「じゃあ、吾郎さん帰ってくる…?」と笑顔を見せる。

 しかし、終戦後も吾郎は帰ってこなかった。直美のもとを訪れた陸軍軍人は「小川一等軍曹は広島の陸軍予備病院にて死亡されました」と告げる。吾郎は台湾での戦闘中に岩場から転落して負傷し、広島に後送されたものの病院で亡くなったという。

 吾郎の遺品を受け取った直美は明を抱き、「戦争終わったのに死んじゃうなんてある?そんなこと。あるか。吾郎さんらしい」とつぶやく。さらに、出征前にしっかり縫い付けた軍服のボタンが取れていることに気づき、「あんなにギュウギュウに縫い付けたのに何で…?」とこぼした。

 第110回では、仕事に復帰しようとする直美を美津が心配する一方、りんは直美の意志を尊重しようとする。そんな中、多江(生田絵梨花)が陸軍予備病院から帰ってくる。多江は広島の病院で吾郎を看護していたことを明かし、吾郎の最期と、直美が気にしていたボタンの真相が明らかになる展開となった。

 放送後の『あさイチ』では、この日のプレミアムトークに『風、薫る』で清水卯三郎を演じる坂東彌十郎が出演。冒頭、博多大吉が「今日はちょっと、つらい…」と切り出すと、坂東も「いや、つらい…あいさつできるかと思いましたよ」とコメント。直前まで涙を流していたことを明かした。

 鈴木アナも目に涙を浮かべ、ティッシュで鼻を押さえながら「直美ちゃん、最後にワーっと泣けて良かったなと思ってね。いや〜、きょうはつらいですけど。でも卯三郎さんにお会いできて良かった」と語った。
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  • 鈴木奈穂子 (C)ORICON NewS inc.
  • 連続テレビ小説『風、薫る』より(C)NHK
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