「第175回芥川龍之介賞・直木三十五賞」の選考会が15日、都内で行われ、直木賞に朝倉かすみ「けんぐゎい」が選出された。発表後、Zoomにて行われた選考委員による講評では、辻村深月が若林正恭の初小説『青天』(文藝春秋)について語る一幕があった。 辻村は同書について「大変のびやかな小説で、光る表現がとても多くありました。空という表現で体言止めになっていたり、いい形の文章がたくさんあって、いい意味で計算をしていない、身体性を伴うものがあった。とても高評価だったのですが、受賞できなかったのは、初めての小説ということで、この先にさらにどんなものを書かれるのか見てみたいという声が多くありました」とコメント。
2026/07/15