鈴木敏夫プロデューサーが5日、都内で行われたスーパー歌舞伎『もののけ姫』(7月3日〜8月23日 東京・新橋演舞場)製作発表記者会見に登壇。映画『もののけ姫』の製作当初を回顧した。 今や不朽の名作として、当時の日本映画の歴史を塗り替えるほどのヒットを記録した『もののけ姫』だが、製作当初は「映画で時代劇は流行らない」と周囲からの反対を受けていたことを明かした。会見で鈴木プロデューサーは「1個1個クリアして、それで映画にすることができて、おまけにそれが歌舞伎の世界でもう一回再現できる。ちょっと感動しています」としみじみ。宮崎駿監督とは「本格的にやろうとすると、時代劇だよ。チャンバラなんだよ。だからそれを歌舞伎でやろうとするのは、ごくごく自然な流れじゃないか」という会話をしたことを明かし、スーパー歌舞伎として上演されることの喜びを語った。 宮崎監督(※崎=たつさき)が原作・脚本・監督を手掛け、壮大な自然と人間の物語を描いた映画『もののけ姫』は、アシタカとサン、タタラ場に生きる人々と森に棲む神々、それぞれの運命が絡みあい、人間と自然の壮絶な衝突と共生への願いを描き出す物語。 呪いをかけられた少年・アシタカを團子、山犬に育てられた少女・サンを壱太郎、またタタラ場を統率するリーダー・エボシ御前を時蔵、猪神一族の最長老・乙事主を市川中車が演じる。 会見にはほかに、中村壱太郎、市川團子、市川中車、横内謙介氏が登壇した。
2026/06/05