サントリーは、2026年の国内酒類事業およびビール事業の方針を発表した。国内酒類市場は、新型コロナウイルス禍による落ち込みから回復基調にある一方、実質賃金の伸び悩みや人口減少といった構造的な課題を抱えている。かつてのように数量拡大による成長は見込みにくく、企業には付加価値をどう高めていくかが問われる局面に入っている。こうした環境を背景に、サントリーが打ち出したのが「お酒の価値を再発見する」という方針だ。 同社は、価格や量を軸にした競争から一歩踏み込み、飲むシーンや気分、ライフスタイルに寄り添うことで市場を再び成長軌道へ導く。同社は2026年、国内酒類事業全体で前年比103%の売上成長を計画しており、成熟市場の中で価値創造による拡大を目指す姿勢を鮮明にしている。
2026/01/14