愛知県名古屋市で開催中の「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル(ANIAFF)」で15日、「日本アニメとは何か? いま世界で何が起きているのか」と題したセミナーが行われた。細田守監督作品を手がけるスタジオ地図のプロデューサー・齋藤優一郎氏が登壇し、「5年後もオリジナルアニメーション映画の火を絶やさずに作り続けたい」と強い意欲を語った。 セミナーには、ヨーロッパで日本アニメの展開を担ってきたイギリスの配信会社Anime Limited(アニメリミテッド)の元COOで、現在は講談社シニア・ビジネス・ストラテジストのジェシカ・ポー氏、そして同映画祭のアーティスティック・ディレクターである数土直志氏も登壇。日本アニメが世界的な潮流となった背景や、その広がりの先にある課題について、約1時間半にわたって議論が交わされた。
2025/12/16