5人組ロックバンド・Novelbrightが11日、韓国・ソウルの蚕室学生体育館で初の韓国単独アリーナワンマンライブ『Novelbright ASIA TOUR 2025-2026 〜Winding Road〜』を開催し、5000人の観客を前に全22曲を熱演した。韓国での単独公演は約1年ぶりで、今回は自身初のアリーナ規模。チケットはソールドアウトとなり、熱気に包まれた一夜となった。 今年4月からスタートした日本での初アリーナツアー『Winding Road』を経て挑んだ今回の韓国公演は、日韓国交正常化60周年という節目の年にも重なった。ボーカルの竹中雄大は、韓国のオーディション番組の日本版『現役歌王JAPAN』で優勝し、日韓の代表がぶつかり合う“日韓歌王戦”でも旋風を巻き起こした。そんな経緯もあり、本公演には特別な思いが込められていた。 ライブは、LEDカウントダウンとエンジン音が会場を包む中、楽曲「ワインディングロード」からスタート。竹中の「Welcome to Winding Road Tour in Seoul!」の叫びで一気に熱を帯びた会場は、「開幕宣言」「Morning Light」とたたみかけるように盛り上がっていく。「シンナゲ ノルジャ!(楽しく遊ぼう!)」と韓国語で呼びかけた竹中に、観客も応え、会場全体が一体感に包まれた。 MCでは、メンバーが韓国語、日本語、英語を織り交ぜて自己紹介。ドラムのねぎが放った「自分は東方神起のチャンミンに似ている」というジョークに笑いが起きると、ベースの圭吾は「好きな韓国語は、ムル ジュセヨ(お水ください)」と語り、会場を和ませた。 ライブ中盤では、「愛とか恋とか」「Cantabile」「ハミングバード」などメロウな楽曲で、竹中の繊細なボーカルが際立つ構成に。「アイビー」「夢花火」「雪の音」では季節感と情緒を込めた演出で観客の心をつかんだ。後半は、「seeker」「Empire」でステージは一気に熱を帯び、レーザーと轟音(ごうおん)でフロアを圧倒。竹中のアカペラで始まった「ツキミソウ」は、静寂と感情の爆発が共存する名場面となった。 注目の場面のひとつが、竹中が『日韓歌王戦2025』でも披露したWOODZの「Drowning」のカバー。ハイトーンのサビと完璧なコール&レスポンスに、会場からは大歓声が上がった。続く「Call me」「Sunny drop」「Walking with you」では、メンバーがステージから身を乗り出し、客席へ降りて熱狂をさらに加速させた。 竹中は「僕たちは音楽が大好きで、韓国のファンが大好きです。みんながつらいときに音楽で力を与えられたら」と思いを語り、ラストナンバー「カノープス」では未来への希望を乗せて会場を包み込んだ。
2025/10/24





