2025年劇団☆新感線45周年興行・初夏公演チャンピオンまつり いのうえ歌舞伎『爆烈忠臣蔵〜桜吹雪 THUNDERSTRUCK』製作発表が30日、都内で行われ、俳優の古田新太、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、羽野晶紀、橋本さとし、小池栄子、早乙女太一、向井理、座付作家・中島かずき氏、演出・いのうえひでのり氏が登壇した。 劇団☆新感線45周年と銘打つ本公演は、10年ぶりに”チャンピオンまつり”を掲げ、江戸時代を舞台に、歌舞伎の大名作『忠臣蔵』を上演するために愚かしいほどに芝居作りに情熱を傾け奔走する演劇人を描く。座付作家・中島かずき氏書き下ろしによる、歌舞伎の名シーンをリスペクトした劇中劇の数々と、これまで新感線が上演してきた45年分の作品をごった煮したセルフパロディ・セルフオマージュの要素が、主宰・いのうえ氏による演出で華々しく立ち上がる。 出演は、劇団の看板俳優・古田、高田、粟根らに加え、6年ぶりの出演となる橋本じゅん、8年ぶりの出演となる羽野、そして5年ぶりに出演の橋本さとし。今や舞台だけでなく映像作品でも第一線で活躍する面々が舞台で一堂に会するのは、演出のいのうえ氏が俳優として最後に出演した作品でもある、1994年の劇団公演『古田新太之丞東海道五十三次地獄旅〜ハヤシもあるでョ!』以来、実に31年ぶり。まさに“まつり”となる。
2025/07/30