俳優・中村アンと小澤征悦がW主演を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系の日10ドラマ『こんばんは、朝山家です。』（毎週日曜　後10：15）の第3話が、きょう27日に放送される。

【第3話カット多数】小澤征悦&中村アン“夫妻”がペアレントトレーニングを受ける

　今作は、映画『百円の恋』、連続テレビ小説『ブギウギ』などの足立紳氏が脚本・監督を務め、自身の家族をモデルに描くホームドラマ。“キレる妻”の朝山朝子（中村）と“残念な夫”の朝山賢太（小澤）が、罵倒と叱責、ときどき愛で家族の難題を切り抜けていく。

　反抗期真っ盛りな高校1年の長女・蝶子（渡邉心結）、自閉スペクトラム症の診断を受けて不登校気味の小学6年の長男・晴太（嶋田鉄太）らの家族描写がリアルで、視聴者からは「自分の家族のことかと親近感を覚えた」の声。また第3話では、YouTuber・はじめしゃちょーが本人役で登場するのも見どころとなる。

■第3話「一言多いのに話は聞いてくれない」
朝山家をモデルにした賢太の映画企画はキャスティングに難航。賢太はなけなしの自信をさらに失っていく。一緒に落ち込むわけにいかない朝子は、夫役に人気にかげりはあるものの賢太と似てウジウジした印象のある吉浦亮を、妻役には歯に衣着せぬベテラン俳優の大日方香（河井青葉）を候補として提案。賢太は、吉浦は落ち目だとか大日方は怖いとか、相も変わらず後ろ向きの反応を示すが、朝子は構うことなく、則元桐子（さとうほなみ）とセッティングした交渉の場へと、賢太を連れ出すが…。

打ち合わせを終えた朝子と賢太は、長男・晴太が通う療育センター「ソーラー」で、中川（小島健）のペアレントトレーニングを受ける。さまざまな特性のある晴太だけでなく、両親が晴太を特別扱いしていると感じている長女・蝶子のためにも、家庭内は穏やかにとの指導を受ける2人。しかし、余計なひと言が多い賢太への朝子のイラ立ちが消えることはなく、その夜の食卓でも、賢太がこだわる蝶子の野球の話を皮切りに家族全員のうっ憤が噴出！収拾不能なカオスと化す!?