俳優の野呂佳代(41)が23日、都内で行われたディズニー&ピクサーの最新作『星つなぎのエリオ』(8月1日 全国公開)大学生限定トークイベントに登壇し、孤独を感じている学生たちへ熱いエールを送った。 作品にちなんで、誰にも理解されないさみしさや人との違いへの恐怖を抱える学生へのメッセージを求められ、野呂は「皆さんはコロナ禍の中で学生生活をされていた方も多いと思う」としつつ、「私の場合は学生生活も楽しく過ごしちゃった」と前置き。続けて「人がいる環境が多かったんですけど、わかってもらえないこととかあると自分なりに孤独に感じてしまうことは、どんなに周りに人がいても思うことだと思ってます」と伝えた。 また「41になって気づいたことは、思考の癖というものがあると思っていて」とし、「自分が孤独だと思っても、ちょっと頑張って俯瞰から自分を見て」と提案。「例えばネットでつながっている人がいるじゃないかとか、同じような思いをしている人もいるんじゃないかとか」と例をあげ、「視野を広く見てみると、意外と孤独に感じることが少なくなるんじゃないかなと私の中では思ってますし、自分もそういうふうに今のところやってきている」と自身の経験をまじえて説明。「この意見が皆さんの少しでもためになったらいいなと思って、いまお話させていただきました!」と照れ隠しに少し語気を強めながら、エールを送った。 本作は、ひとりぼっちの主人公エリオが、何光年も離れた星で、本当の居場所、大切なつながりを見つける物語を描く感動のファンタジー・アドベンチャー。エリオが、何光年も離れた世界でエイリアンの少年・グロードンと出会う。