Travis Japanの松田元太が主演するフジテレビ系連続ドラマ『人事の人見』(毎週火曜 後9:00)第8話を前に後藤博幸プロデューサー(以下、後藤P)による合同インタビューに参加。現場で感じた主人公・人見廉を演じる松田の俳優としての魅力。人事部を通し描かれるリアルな社会問題と人見の“ぶっとんだ”解決策が軸となる今作の制作裏について聞いた。 今作は“人事部”に焦点を当てた、痛快オフィスエンターテイメント。古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュアすぎる主人公・人見廉(松田)と、会社を変えたいと願いながら日々奮闘する真野直己(前田敦子)をはじめとする個性豊かな人事部の面々が、会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かっていく。 10年ほど前から、人事や総務を舞台にしたドラマが描けるのではないかと考えていたという後藤P。既存の原作を検討するなかで「やるならオリジナルで」と決意し、自らの経験も踏まえて「会社の人事部というのは、大小さまざまな相談ごとが持ち込まれる場所。きっと誰もが一度は関わる存在として、視聴者の共感を得られる題材になる」と考え企画に踏み切ったという。
2025/05/21