フランスで開催中の「第78回カンヌ国際映画祭」(5月13日〜24日)にて、団塚唯我監督による長編デビュー作『見はらし世代(英題:BRAND NEW LANDSCAPE』が、現地時間16日に公式上映された。800席を超えるクロワゼット劇場を満席にし、上映後には約7分間にわたってスタンディングオベーションが続くなど、観客から熱烈な称賛を浴びた。
本作は、若手映画作家育成プロジェクト「ndjc」にて短編『遠くへいきたいわ』を監督した団塚が手がけたオリジナル脚本で、今回が初の長編映画となる。出品された「監督週間」は、これまでに大島渚、北野武、黒沢清、三池崇史、諏訪敦彦、河瀬直美、橋口亮輔、西川美和といった名だたる日本人監督が名を連ねてきた部門。昨年は山中瑶子監督・河合優実主演の『ナミビアの砂漠』が話題を呼び、今回は26歳の団塚が日本人として史上最年少での出品を果たした。
物語の舞台は再開発が進む東京・渋谷。母の死をきっかけに、残された父と息子が関係を築き直していく姿を描く。主人公・蓮を演じたのは、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(2023年度後期)で俳優デビューし、映画『さよなら ほやマン』(23年)で日本映画批評家大賞新人賞を受賞した黒崎煌代。団塚監督について「キャリアを最初から見守ってくれていた監督なので、100%の信頼をもって臨めました」と語り、本作で初主演に挑戦した。
父・初役には、硬軟自在の演技で知られる遠藤憲一。母・由美子役はドラマ、映画、舞台など幅広く活躍する井川遥、姉・恵美役には多くの新人賞を受賞してきた実力派・木竜麻生が名を連ねる。
カンヌでのワールドプレミアには、主演の黒崎と団塚監督が登壇。団塚監督はフランス語で「こんにちは、『見はらし世代』の監督の団塚唯我です。フランス語のタイトルは『Des Fleurs Pour Tokyo』です」とあいさつし、「日本語のあいさつを考えていませんでした」と笑いを誘った。続けて「この映画はとても個人的な実感から始まりましたが、スタッフやキャストの皆さんのおかげで、ここまで来ることができました」と感謝の言葉を述べた。
黒崎もフランス語で自己紹介し、「まだこの映画を見ていないので、とてもドキドキしています。皆さんと一緒に楽しんで見たいです」とコメント。
上映後には、拍手と歓声が鳴りやまず、会場は熱気と感動に包まれた。ワールドプレミアを終えた団塚監督は、「夢のような時間でした。観客の皆さんがとても温かく迎えてくださって、安心しました。『見はらし世代』がこの先、もっと遠くへ広がってくれることを、スタッフ・キャスト全員で願っています」と語った。
黒崎も「本当に感動しました。観客の真ん中で初めて完成作を観たので、笑いが起きるたびに監督の膝をつかんでしまいました(笑)」と笑顔を見せ、「この作品には“今の東京”“今の若者”のリアルが詰まっていると思います。数年後に観ても、“あのときはこうだった”と思える、世代を超えて広がっていく作品になったらうれしい」と語った。
なお、同映画は今年秋に劇場公開を予定している。
本作は、若手映画作家育成プロジェクト「ndjc」にて短編『遠くへいきたいわ』を監督した団塚が手がけたオリジナル脚本で、今回が初の長編映画となる。出品された「監督週間」は、これまでに大島渚、北野武、黒沢清、三池崇史、諏訪敦彦、河瀬直美、橋口亮輔、西川美和といった名だたる日本人監督が名を連ねてきた部門。昨年は山中瑶子監督・河合優実主演の『ナミビアの砂漠』が話題を呼び、今回は26歳の団塚が日本人として史上最年少での出品を果たした。
物語の舞台は再開発が進む東京・渋谷。母の死をきっかけに、残された父と息子が関係を築き直していく姿を描く。主人公・蓮を演じたのは、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(2023年度後期)で俳優デビューし、映画『さよなら ほやマン』(23年)で日本映画批評家大賞新人賞を受賞した黒崎煌代。団塚監督について「キャリアを最初から見守ってくれていた監督なので、100%の信頼をもって臨めました」と語り、本作で初主演に挑戦した。
父・初役には、硬軟自在の演技で知られる遠藤憲一。母・由美子役はドラマ、映画、舞台など幅広く活躍する井川遥、姉・恵美役には多くの新人賞を受賞してきた実力派・木竜麻生が名を連ねる。
黒崎もフランス語で自己紹介し、「まだこの映画を見ていないので、とてもドキドキしています。皆さんと一緒に楽しんで見たいです」とコメント。
上映後には、拍手と歓声が鳴りやまず、会場は熱気と感動に包まれた。ワールドプレミアを終えた団塚監督は、「夢のような時間でした。観客の皆さんがとても温かく迎えてくださって、安心しました。『見はらし世代』がこの先、もっと遠くへ広がってくれることを、スタッフ・キャスト全員で願っています」と語った。
黒崎も「本当に感動しました。観客の真ん中で初めて完成作を観たので、笑いが起きるたびに監督の膝をつかんでしまいました(笑)」と笑顔を見せ、「この作品には“今の東京”“今の若者”のリアルが詰まっていると思います。数年後に観ても、“あのときはこうだった”と思える、世代を超えて広がっていく作品になったらうれしい」と語った。
なお、同映画は今年秋に劇場公開を予定している。
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2025/05/18