世界三大映画祭のひとつである「第78回カンヌ国際映画祭」(フランス現地時間5月13日〜24日)の「ある視点」部門に正式出品され、世界最高峰の舞台でのワールドプレミア(世界初上映)を控える映画『遠い山なみの光』(9月5日公開)。カンヌでの公式上映には、原作・製作総指揮を務めたカズオ・イシグロ氏をはじめ、石川慶監督、主演の広瀬すず、共演の吉田羊、カミラ・アイコ、松下洸平、三浦友和らがそろって参加することが明らかになった。 あわせて解禁されたティザーポスターには、3つの印象的なカットが重ねられている。中央には、広瀬演じる主人公・悦子が清らかな眼差しでこちらを見つめる姿。上には、二階堂ふみ演じる佐知子がどこか憂いを帯びた笑顔を浮かべ、下にはイギリスで花を愛でる悦子の姿が描かれている。「“私”がついた嘘」というコピーが添えられたポスターは、登場人物の内面に秘められた〈嘘〉と〈真実〉を静かに示唆し、物語のミステリアスな空気を感じさせる仕上がりとなっている」。
2025/05/13