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■『RIZIN男祭り』（4日・東京ドーム）
　第15試合で朝倉未来にTKO（流血ドクターストップ）で敗れた鈴木千裕が、「環境を整えて強くなって、もう1回チャンピオンに戻ります」と静かに再起を誓った。

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　昨年大みそかの『RIZIN.49』でクレベル・コイケ、3月30日の『RIZIN.50』でカルシャガ・ダウトベック、そして今回の朝倉未来とMMAで3連敗となった前王者・鈴木。インタビュールームでは悔しさをにじませながらも、「今回は自分との戦いだったんで、そんな覚えてないですね」と振り返った。

　“自分との戦い”に敗れてしまった結果を受けて「やることはわかっているんで。（高木）凌ともっとコミュニケーションを取って、（練習拠点の）パラエストラ八王子とクロスポイント吉祥寺のチーム力をもっと上げて、強い選手を呼んで、環境を整えてもっと強くなります」と団結力を強化ポイントに挙げた。

　王者返り咲きのために「しっかり休みます。体をちゃんと戻していい環境を作ってやれば、負けないですよ」と一定期間の休養を宣言。この試合に向けて連戦のダメージやコンディションが心配されていたが「みんな100%じゃないですよ。みんなそれぞれ色々やってるんで、だからそれ含めて勝負じゃないですか」と言い訳にしなかった。

　最後に「俺はまだ25歳です。もっともっと高みを目指せるし、俺の心が折れてない限り真の負けじゃないんで」と稲妻メンタルでカムバックを宣言した。