俳優・風間俊介とMEGUMI、足立紳監督が14日、都内で行われた『劇場版 それでも俺は、妻としたい』(5月30日公開)の完成披露上映イベントに参加した。 風間が演じた豪太は足立監督がモデルに。のれんに腕押し、糠に釘的なキャラクターについて風間は「監督に『こうやったらいいですか?』とは、そんなに聞かなくて。本当に監督の一挙手一投足を見ながら、師匠から目で盗むみたいなところがあった」と役作りを語った。そして「本当に『ここだな』というところがあるんです。舞台あいさつがあるので、監督は絶対に忘れちゃいけないことを、手にメモ書きをしてるんです。こういうところとかをすごく観察して『豪太ってこういうところあるよな』って。監督がすごくかわいいなと思うのが、先ほどからずっと後ろに手を組んでお話になってたんです。ちょっとでも隠そうとされてたんですよ」とバラして笑わせた。 足立監督は「風間さんの豪太が僕の想像の上を行くダメな感じで。あまり見たことのないダメな感じになってるなと思って。そこが何度見てもおかしくて。回を重ねていくうちに、ダメさが愛おしくなってきてしまった」と絶賛。それを受けて風間は「ダメさ加減を褒められるのは、そうそうない経験だなと。うれしく思います」としながらも「監督がダメさを褒めてくれればくれるほど、さっきの監督をお手本にしましたという言葉がカウンターのように効いてくるなと思って…。どう処理したものかと今思っております」と苦笑いを浮かべていた。
2025/04/14