今月2日(現地時間)に発表された「第97回アカデミー賞」で作品賞、主演女優賞、監督賞、脚本賞、編集賞の最多5部門を受賞した『ANORA アノーラ』を手掛けたショーン・ベイカー監督と、プロデューサーのサマンサ・クァンが来日し、8日に都内の映画館で舞台あいさつを行った。2人がアカデミー授賞式後、公のイベントに登場するのは世界初。この記念すべき場にサプライズで駆けつけたのが、欧米でカルト的な人気を博す俳優・梶芽衣子だった。 梶が花束を持って登壇すると、監督は驚きと喜びで目をパチクリさせた。スターに会って感激する意味の「スター・ストラック」という言葉を口にし、感嘆の声を漏らした。「梶さんにお会いできて、ちょっと放心状態です。梶さんが出演された映画、そしてあの時代の日本映画の大ファンでもあります。とにかく、大ファンです」と目を輝かせた。
2025/03/08