日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜 後9:00)では、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを7日から3作連続で公開する。新たな吹き替え版となり、マーティ・マクフライを宮野真守、“ドク”ことエメット・ブラウンを山寺宏一が担当する。それに先立って、吹き替えに挑戦した同局系朝の情報番組『ZIP!』ファミリーからコメントが到着した。 公開から40年を迎えた同シリーズは、タイムトラベルをテーマとしたSF映画。高校生のマーティとマッドサイエンティストなドクが、ドクが発明したタイムマシンによって引き起こされるさまざまなトラブルを解決しようと奮闘する。時代の差が醸し出す面白さを描いた今作は、フリとオチ、伏線回収の見事さなど、映画の楽しみが詰まった、不朽の名作として親しまれている。 作品では、ラジオやテレビから流れてくるニュースの情報も鍵となる。こうした「事実」がその時代にいる証拠となったり、その事実自体が変化してしまったりする。そんなラジオやテレビから流れてくるアナウンスの部分を、今回の新吹替版では、本職のアナウンサーが担当した。菅谷大介アナウンサーはラジオから流れてくるニュースのアナウンサー役、畑下由佳アナウンサーは作品冒頭のテレビアナウンサー役、平松修造アナウンサーはスポーツ実況のアナウンサー役を演じた。 シリーズを通しての悪役で、度々トラブルを巻き起こす悪漢だが、どこか憎めないビフ・タネン(トーマス・F・ウィルソン)役は三宅健太、タイムトラベルしてきた息子のマーティに恋をしてしまう母のロレイン・マクフライを沢城みゆき、SF小説好きで変わり者、一生懸命だけど空回りしてしまうマーティの父親のジョージ・マクフライを森川智之、PART3で、ドクがタイムトラベルした1885年で、ドクと出会う女性教師・クララを朴ロ美が演じるほか、高木渉、関智一など個性派声優陣が参加する。
2025/02/03