マーケターで実業家の森岡毅氏が代表取締役CEOを務める刀と、刀が筆頭株主であるジャパンエンターテイメントの沖縄北部の大型テーマパーク『JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)』のオープン日が7月25日に決定したことを、28日に都内で行われた会見で発表した。同事業は、2010年の着想から約15年にわたって進められてきたプロジェクト。会見には石破茂首相も参加した。 会見で石破首相がスピーチ。「こんばんは。内閣総理大臣でございます。本日の『ジャングリア』開業発表の記者会見にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。なんで総理大臣が来るんだい、とお思いのもおられるかと思いますが、この『ジャングリア沖縄』の企画開発を担当しておられます株式会社刀CEOの盛岡毅さんは、私が地方創生大臣をいたしておりました10年ぐらい前のことでございますが、ユニバーサルスタジオジャパン、ハウステンボスなどでV字開発を手掛けられた方でありまして、ご一緒に読売テレビの番組で対談したりしました。そのようなご縁もございます。また、政府といたしまして、2021年にこの事業、国家戦略特区の事業に認定し、2022年には官民ファンドによります出資を通じまして支援をしてまいったところでございす。そのようなご縁で、ここに立たせていただいたところであります」と経緯を説明した。 「この沖縄の北部地域をどのように発展させるかということは、日本政府として、あるいは日本国家として非常に重要なことであり、取り組んでいかねばならないと思っております。今年は昭和で言いますと100年、戦争が終わって80年ということになります。昭和20年の6月6日、沖縄で海軍の司令官をしておられました大田実中将が、この方が最後に海軍の次官宛に打った電報がございます。多くの方ご承知のことかと思いますが『沖縄県民斯(か)ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ 賜ランコトヲ」と。あの悲惨な地上戦が戦われた沖縄であります。そして、戦後長く合衆国の施政下にもございました。この沖縄県民に本当に幸せを実感していたいうことは国家の使命である、このように考えておるところでございます」と思いを伝える。 「その実現に向けて、この『ジャングリア』の開業は大きな意味を持つものと考えているところでございます」と語った。まだ交通の便が決していいとは言えない北部地域。「それにあたりまして、交通の円滑化は大きな課題でございます。国といたしましても『美ら海水族館』、『ジャングリア沖縄』へのアクセス改善を図りますために南部からつながります広域道路である名護東道路延伸の早期実現に向けて、年度内には概略案を徹底いたしますとともに、周辺の渋滞対策、2次交通の確保にも力を入れてまいります。また、鉄軌道というものを作るということにつきましてもいろんな考え方がございます。沖縄の発展のために尽力してまいりたいと考えておるところでございます」と今後を語っていた。
2025/01/28