俳優の佐藤健、長澤まさみが4月1日、都内で行われた映画『四月になれば彼女は』(公開中)のティーチ・イン付き大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。 映画プロデューサーで、小説家としても数々の話題作を生み出してきた川村元気の恋愛小説を映画化。婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊役を佐藤健、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生役を長澤まさみ、藤代が10年前に交際していた初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春役を森七菜が演じる。ウユニ、プラハ、アイスランド、そして日本で撮影を敢行した純愛映画となる。 公開からしばらく経ち、周囲からの反響を語ることに。佐藤は「本当面白いのが真っさらな気持ちで見てくれるじゃないですか。僕はやってる時に『やっぱり俺、愛するのサボってたなみたいな』『やっぱり俺が悪かったな。だから弥生が失踪しちゃうのか』って思いながらやってたんですけど、“藤代、そんなに悪くない説”があります」とする。「確かに(付き合いたてで買った食器という)思い出の品に気づかずに掃除してるのは悪いかもしんないけど、そんな悪いかな?『捨てないで』って言えばいい!弥生がぶっちぎりでヤバい説が」と弥生側にも問題があったことを熱弁。「ちょっと洗脳されてた(笑)。気は利かないけど素朴に生きてただけなんです」と藤代を擁護していた。 長澤も「私も演じてて、弥生に対してすごく大胆な行動をとる人だなっていう印象があったり」と振り返る。それでも長澤は「私のせいじゃない。私に言わないでください」と苦笑いすると佐藤は「長澤さんが演じるからリアリティーがある!『ごめん、俺が悪かったな』って思った」と吐露して笑いを誘っていた。
2024/04/01
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