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綾辻行人の『十角館の殺人』を実写映像化、奥智哉&青木崇高らキャスト発表【コメントあり】

 現代本格ミステリーの第一人者、綾辻行人(あやつじ・ゆきと)の代表作を実写映像化したHuluオリジナル『十角館の殺人』のキャストが発表された。「死者からの手紙」の謎を追う、元ミステリ研究会メンバー・江南孝明(かわみなみ・たかあき)役を奥智哉、江南と行動を共にする島田潔(しまだ・きよし)役を青木崇高が演じる。本作は、動画配信サービス「Hulu」で3月22日から独占配信される。

綾辻行人の傑作ミステリー小説『十角館の殺人』主要キャスト一挙解禁

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 十角形の奇妙な外観を持つ“十角館”を有する角島(つのじま)から遠く離れた“本土”で、「死者からの手紙」が届いたことをきっかけに、出会うはずのなかった江南と島田のコンビが、半年前に亡くなった天才建築家・中村青司の死の真相について調査を始め、“十角館”で起きた殺人事件に隠された衝撃の真実を解き明かしていく。

 奥は、2020年に俳優デビュー以降、若手俳優の登竜門である「仮面ライダー」シリーズに出演後、映画『ラーゲリより愛を込めて』(23年)でスクリーンデビュー。NHKのドラマ『大奥』で注目を集めた彼新進気鋭の俳優。本作で初のドラマ主演を務める。

 青木は、NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、映画『るろうに剣心』シリーズや『ゴジラ-1.0』、大ヒット韓国映画シリーズ最新作『犯罪都市 NO WAY OUT』(23日公開)など、数多くの話題作に出演する一方、バラエティ番組ではMCを担当するなど、活躍の場を広げている。

 さらに、発表となったのは、江南をいつも気にかけているアパートの大家・松本邦子役の濱田マリ、“十角館”で起きた事件の真相を追う刑事であり、島田の実の兄・島田修役を池田鉄洋。悲惨な事件が起きた青屋敷の元・庭師で、現在は行方不明となっている吉川誠一役を前川泰之。中村青司の妻であり青屋敷で謎の死を遂げた中村和枝役を河井青葉。行方不明となっている誠一の帰りを本土で待つ、妻・吉川政子を草刈民代。そして、中村青司の実の弟であり、島田の友人である中村紅次郎を角田晃広。そして、青屋敷と十角館を設計した天才建築家であり、青屋敷で死亡したとされる中村青司を仲村トオルが演じる。

 今回解禁となったキャスト陣が登場する特報映像も解禁。始まりは江南宛に届いた1通の手紙。それは、かつて青屋敷で起きた事件で亡くなったはずの中村青司から届いた“死者からの手紙”で…。手紙には、「お前たちが殺した千織は、私の娘だった」という1文のみ。この手紙は一体何を意味するのか。

 江南は、「中村青司は今も生き続けているのでは?」と推理するが、「その謎にはまだ大きな“穴”がある」と答える島田。一方、十角館では、テーブルの上に置かれたタバコと謎の血痕、血が付着した岩を握りしめる謎の人物の手、十角形のマグカップ、そして口紅。原作にも登場し、事件のカギを握る重要なアイテムが、矢継ぎ早に映し出される。そして、江南と島田がたどり着いた先に待つ事件の真相とは…。全てを覆す“あの1行”とは一体何なのか。深まっていく謎を捉えた映像に仕上がっている。

 あわせて解禁となったキービジュアルには、天才建築家・中村青司が設計した“十角館”の平面図に、残像のように複数の表情が施された江南、島田の2人が描かれている。さらに、“十角館”の各部屋にはノイズで表情が隠されたミステリ研究会メンバーが描かれており、“十角館”で起こる惨劇を表すかのような、衝撃のビジュアルに仕上がっている。

綾辻行人の傑作ミステリー小説『十角館の殺人』キービジュアルには、天才建築家・中村青司が設計

綾辻行人の傑作ミステリー小説『十角館の殺人』キービジュアルには、天才建築家・中村青司が設計

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■奥智哉のコメント
 『十角館の殺人』という世界中のミステリーファンに愛され続けている作品の実写化ということで、とんでもない作品に主演として携わるんだというプレッシャーを感じていましたが、内片監督がクランクイン前から撮影期間中もずっと僕たち役者に寄り添い続けてくださり、そのおかげでなんとか乗り越えることができました。

 また、島田役の青木崇高さんからはお芝居だけでなく、人としての在り方についても教えていただき、撮影期間は学び溢れる刺激的な毎日を過ごすことができました。素敵なキャスト、スタッフみんなで誠心誠意を込めて作った作品になっています。原作ファンの方々には「どうやって実写化しているのか」を早く見ていただきたいですし、はじめての方には衝撃の結末を早く味わっていただきたいです。配信スタートをお楽しみに!!

■青木崇高のコメント
 内片監督とはもう10年ものお付き合いで、多くの作品でご一緒しています。ある現場の立ち話で、「映像化不可能と言いながらどんどん映像化される中、本当に映像化不可能な作品は果たしてあるのか?」という内容で盛り上がったとき、監督が挙げたのがこの『十角館の殺人』でした。

 時を経て、制作が決定したと聞いたとき、私は耳を疑いました。いや内片監督、不可能なんでしょ!?と。

 原作本を読んでみたら確かに…これは絶対に不可能だ。無理だ。なぜこの作品を?まさに監督自身がミステリー。

 原作を未読の方も既読の方も、「あのシーン」にはシビれるはず!さあ、ナポレオンもびっくりの「十角館の殺人」お楽しみあれ!

内片輝監督コメント
 この2人、コンビ感が素晴らしい。同年代キャストの芝居を研究するため出番のない撮影に帯同する奥智哉の大胆さ。それでいて繊細で、撮影中の不安を正直に吐露してくれるときもあった。

 何度も一緒の現場を走り抜けてくれている青木崇高には全幅の信頼を寄せていた。島田として完成度高く現場に存在してくれた姿勢には感謝しかない。このコンビの笑顔は、作品の大事なスパイスであり、メインディッシュでもある。

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