俳優の今田美桜が、NHKの連続テレビ小説『あんぱん』(2025年度前期)のヒロインに決定し、2日に都内で行われた記者会見に出席した。 3365人が応募したオーディションから大役を掴み取った今田は「やっとみなさまにお伝えすることができてホッとしているというのが今の気持ち。撮影はまだまだ先ですが、のぶさんの思いを抱きながら日本の朝を元気にできるように精いっぱい務めたいと思います」と笑顔で意気込み。 作品になぞらえて“アンパンマントーク”も展開し、好きなキャラクターは「ドキンちゃん。高校生の時はドキンちゃんのキーホルダーとかをつけていました」と回答。ヒロインのモデルとなったのぶさんは「ドキンちゃんのモデル」とも言われており、作者の中園ミホ氏も「あんなにドキンちゃんに似ている女優さんはいないと、みんなで話していました」とオーディション秘話を明かしながら太鼓判を押した。 会見終盤のフォトセッションでは、カメラマンから同作にちなんだポージングの要求も。「『アンパンチ』をお願いします!」「ドキンちゃんっぽくハートマークを!」など、アンパンマンの得意技や、ハートをモチーフとすることが多いドキンちゃんらしいポージングのリクエストが飛び交うほっこりした空間になった。今田はその一つひとつに笑顔で対応しながらも、最後には「この写真だと全然違う作品だって思われないかな…?」と苦笑いも浮かべていた。 中園ミホ氏が手掛ける第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかし(1919〜2013)と小松暢(1918〜93)の夫婦がモデル。あらゆる職業を転々としながら定まらない人生を送っていた、遅咲きの漫画家・やなせたかしが70歳にして生きる喜びを書いたアンパンマンのマーチの歌詞を生み出した背景には、戦前・戦中・戦後と激動の時代を、ちょっと気が弱くて自信のないたかしと共に生き、けん引し続けた「ハチキンおのぶ」の存在があった。激動の時代を生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描く。 今田は1997年3月5日生まれ。福岡県出身。15年映画『罪の余白』でスクリーンデビューを果たし、18年ドラマ『花のち晴れ 〜花男 Next Season〜』(TBSテレビ)で真矢愛莉役を演じ大きな反響を得た。21年に映画『東京リベンジャーズ』で第45回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞。22年、ドラマ『悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜』(日本テレビ系)でドラマ初主演を果たす。近年の主な出演作に、映画『わたしの幸せな結婚』『東京リベンジャーズ』シリーズ、ドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『トリリオンゲーム』『ラストマンー全盲の捜査官ー』『半沢直樹』(TBSテレビ系)、ドラマ『Doctor-X 外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)など多数。連続テレビ小説への出演は、21年の『おかえりモネ』以来の2度目となる。
2024/02/02