大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原詮子を演じる吉田羊の声を紹介する。
――藤原詮子について
今のところ愛情に飢えて、そして宿命を飲み込んでいる人という捉え方ですね。自分が政の道具として扱われることに反発心を持っている彼女ではあるんだけれども、それは実は父に純粋に愛されたかったという感情の裏返しでもあるのかなというふうに思っていて、でもその一方で貴族に女として生まれた宿命みたいなものを当たり前に受け入れているというようなセリフもあって、
だからその反発心を演じながらも、でもどこかこの人はそういう貴族としての誇りみたいなものを持っているんだよなって思うと、演じながらわからなくなる部分もあって、なのでそれはお父様と対峙をしながらどっちの感情かなっていうのは、探りながら演じているところはありますね。
――父・兼家に詰め寄るシーン
予想以上に孤独でした。父上に対して常々感じていた不信感ですとか、それに付随する兄弟たちへの不信感ですとか、あとは円融天皇の気持ちを取り戻したいっていう希望を抱いて歩んできた彼女が父の所業によってそれが断たれたという絶望とか、本当にいろんな感情がこのシーンの彼女の怒りの奥にないまぜになって渦巻いていて、でもその感情をどれだけ出してものれんに腕押しじゃないですけれども、全く父上には響かない。
そして兄弟も全く加勢をしてくれないっていうときにやっぱり自分が貴族に女として生まれたことに対する理不尽さとか、それに対する自分の悲しみとか悔しさとか、なんかそういったものを本当の意味で理解してくれる家族は、ここにはいないんだっていうことを現実として突きつけられる瞬間でもあって、だからこそ自分が息子を守っていく。もっと言えば天皇の妻であるわけですから、いつかこの男たちを自分が牛耳っていくのだという覚悟みたいなものが生まれた瞬間でもあるのかなと思いながら演じました。
――藤原詮子について
今のところ愛情に飢えて、そして宿命を飲み込んでいる人という捉え方ですね。自分が政の道具として扱われることに反発心を持っている彼女ではあるんだけれども、それは実は父に純粋に愛されたかったという感情の裏返しでもあるのかなというふうに思っていて、でもその一方で貴族に女として生まれた宿命みたいなものを当たり前に受け入れているというようなセリフもあって、
――父・兼家に詰め寄るシーン
予想以上に孤独でした。父上に対して常々感じていた不信感ですとか、それに付随する兄弟たちへの不信感ですとか、あとは円融天皇の気持ちを取り戻したいっていう希望を抱いて歩んできた彼女が父の所業によってそれが断たれたという絶望とか、本当にいろんな感情がこのシーンの彼女の怒りの奥にないまぜになって渦巻いていて、でもその感情をどれだけ出してものれんに腕押しじゃないですけれども、全く父上には響かない。
そして兄弟も全く加勢をしてくれないっていうときにやっぱり自分が貴族に女として生まれたことに対する理不尽さとか、それに対する自分の悲しみとか悔しさとか、なんかそういったものを本当の意味で理解してくれる家族は、ここにはいないんだっていうことを現実として突きつけられる瞬間でもあって、だからこそ自分が息子を守っていく。もっと言えば天皇の妻であるわけですから、いつかこの男たちを自分が牛耳っていくのだという覚悟みたいなものが生まれた瞬間でもあるのかなと思いながら演じました。
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2024/01/28