全国の映画館では、歌手・俳優として活躍する福山雅治に関する作品が3作品上映中という、異例の“福山雅治祭り”が起きている。

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　昨年8月13日、東京・日本武道館で開催したコンサートを自ら監督を務めて映画化した初のライブフィルム『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM　言霊の幸（ルビ：さき）わう夏　@NIPPON BUDOKAN 2023』が、今月12日から一部劇場での先行公開を経て、本日19日より４週間限定で全国公開がスタート。入場者プレゼントとしてセットリストが掲載された同作オリジナルのメモリアルチケットが配布されている。

　本作は、福山とファンにとって、3年半もの間コロナ禍で長く制限されていた声出しが、解除されてから初のライブを収録。福山が監督として、ライブの総合演出、映像、音の全てを監修し、「ライブを超えたライブ体験」を目指して制作された。映画ならではのストーリー性も盛り込まれており、随所に故郷・長崎の美しい実景のインサートやCG演出も加えて、“ライブの理想像”を追求した“映画作品”となっている。「零 -ZERO-」「虹」「Squall」「想望」など、映画にあわせて福山がセレクトしたセットリストにも注目だ。

　2つ目は、福山が主題歌を担当した映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で、昨年12月8日の公開から1ヶ月以上経っても勢いは衰えず、興行収入32億円を突破する大ヒットとなっている。

　福山が書下ろした主題歌「想望」は、「エンドロールで涙腺が崩壊した」「歌詞が彰の心情すぎて涙が止まらなかった」「歌詞で内容を思い出してまた泣いてる」などと大絶賛。昨年12月4日に配信リリースされた後、映画の興収が右肩上がりしていくのを追いかけるように再生数を伸ばし、1月16日発表の最新「オリコン週間ストリーミングランキング」で初めてTOP50入りとなる42位にまで浮上している。

　3つ目は、福山が日本語吹替版でヴィランのマグニフィコ王を演じているディズニー・アニメーション映画『ウィッシュ』。昨年12月15日に公開され、きのう18日までに、興行収入30億3925万円、動員数224万人を突破する大ヒットで上映が続いている。特に、福山が演じているマグニフィコ王の人気が高く、マグニフィコ王の楽曲「無礼者たちへ」のミュージッククリップ（公式）は56万回再生、SNS上では「マグぴ」や「フィコ王」という愛称が定着し、思い思いのマグニフィコ王イラストが投稿されるなど大きな盛り上がりを見せている。今月26日からは手拍子＆発声OKのプレミアム応援上映も実施される。



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