フィギュアスケート女子の本田真凜選手（22）が11日、都内で現役引退会見を行った。

　今月5日、所属事務所を通して今季限りでの現役引退を発表した本田選手はオールホワイトのセットアップで登場。「先日、所属事務所からお知らせしたとおり、選手生活を終えるという決断をしました」と報告し、「応援していただけたこと、本当に本当にありがとうございました。携わってくださった皆さんに感謝しています」と伝えた。

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　本田選手は、周囲のスケーターには今季が最後になることを事前に報告していたそう。憧れの浅田真央にも伝えていたと言い「私がつらいと思っているときに何かを察して、心に響く言葉をかけてくださる」と感謝した。

　また、現役最後の大会となった昨年の全日本選手権終了後も、浅田からメッセージをもらったと告白。「一言一句間違えずに言えるくらい覚えているんですが、それは自分の中の秘密にできたら」とその喜びを語り、「『真凜が最後まで頑張ってこれたのは偉いことなんだよ』って言っていただけて、『新しいスタートも胸を張って思いっきり進めばいいよ』という言葉をかけていただきました」とうれしげに浅田からの言葉の一部を紹介した。

　本田選手は、京都市伏見区生まれ。妹の本田望結（19）、本田紗来（16）と本田三姉妹としても知られる。2016年世界ジュニア選手権で優勝した。昨年12月の全日本選手権は、右骨盤の故障も響き、ショートプログラム最下位の28位で、フリーに進むことができなかった。

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