6人組グループ・SixTONESの松村北斗(28)、俳優の上白石萌音(25)が11日、都内で行われた映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)のプレミアナイトに登壇した。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(2021年後期)で夫婦役を務めた2人は、互いの役者として「追随を許さない」魅力を語った。
松村は、再共演について「『カムカム』のときは、実はさして話していない」と告白。「岡山弁を覚えるのに必死だったので、どちらかと言うと(今回で)初めて人柄を知った感じ」と言い、上白石も「やっと知れたという感じ」と、共感した。
そして、松村は上白石の俳優としての魅力を問われると「ひとつくらいに絞った方がいいですよね?時間足りないと思うので」と悩みつつ、「いろんなところで答えるのは瞬発力ですが、その場になじむ力」と回答。「見ていただいたらわかるのですが、何が主人公かって言ったら、街が主役だと思うんです。だからこそ、その街に違和感がないのが大事だと思うんですけど、初日のワンシーン目から現場に15分くらい歩いてきたのかなというたたずまいと声の使い方をされるんです。その感覚がものすごい鋭い」と分析し、「朝ドラもそうでしたが、ほかの追随を許さないんじゃないのかなって」と絶賛した。
松村の丁寧なほめ言葉に上白石は「ちょっとだけいじってますよね」と照れ笑い。「ここにいさえすればいいという現場を既に作っていてくださったので、そこに行けば藤沢さんがわかる状態でした」と撮影を回想し、「でも、そうなれたのはキャストの皆さんのおかげでもあるので。松村先生と光石(研)先生も」と感謝した。松村は「あれ、先生でしたか?」とうれしさと恥ずかしさが混ざったような笑顔を見せた。
さらに、上白石が松村を「ほかの追随を許さない」と言葉を重ねて絶賛。松村が胸に手を当てて、一礼すると、上白石は「松村さんは、役にとけこむのが本当に早い方。その人として1シーン目からいらっしゃるし、自然にされる方なので、普段の松村さんとは違う人に、すぐにすって溶け込んで入れる役者さんという感じがして、いつも引っ張っていただいているなって」と思いを伝えた。
その後も、松村は「瞬発力の話もしてもいいですか?」とまだまだ話したそうだったが、上白石が「ハードルが上がるんで」とまとめた。
今作は、瀬尾まいこ氏の同名の小説(水鈴社/文春文庫)を映画化。同じ職場で働く、PMS(月経前症候群)に悩まされている・藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患っている山添孝俊(松村)が、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく。職場の人たちの理解に支えられながら、少しずつ希望を見出していく二人の奮闘を、温かく、リアルに、ときにユーモラスに描く。
イベントには、光石研、三宅唱監督も登壇した。
松村は、再共演について「『カムカム』のときは、実はさして話していない」と告白。「岡山弁を覚えるのに必死だったので、どちらかと言うと(今回で)初めて人柄を知った感じ」と言い、上白石も「やっと知れたという感じ」と、共感した。
そして、松村は上白石の俳優としての魅力を問われると「ひとつくらいに絞った方がいいですよね?時間足りないと思うので」と悩みつつ、「いろんなところで答えるのは瞬発力ですが、その場になじむ力」と回答。「見ていただいたらわかるのですが、何が主人公かって言ったら、街が主役だと思うんです。だからこそ、その街に違和感がないのが大事だと思うんですけど、初日のワンシーン目から現場に15分くらい歩いてきたのかなというたたずまいと声の使い方をされるんです。その感覚がものすごい鋭い」と分析し、「朝ドラもそうでしたが、ほかの追随を許さないんじゃないのかなって」と絶賛した。
松村の丁寧なほめ言葉に上白石は「ちょっとだけいじってますよね」と照れ笑い。「ここにいさえすればいいという現場を既に作っていてくださったので、そこに行けば藤沢さんがわかる状態でした」と撮影を回想し、「でも、そうなれたのはキャストの皆さんのおかげでもあるので。松村先生と光石(研)先生も」と感謝した。松村は「あれ、先生でしたか?」とうれしさと恥ずかしさが混ざったような笑顔を見せた。
さらに、上白石が松村を「ほかの追随を許さない」と言葉を重ねて絶賛。松村が胸に手を当てて、一礼すると、上白石は「松村さんは、役にとけこむのが本当に早い方。その人として1シーン目からいらっしゃるし、自然にされる方なので、普段の松村さんとは違う人に、すぐにすって溶け込んで入れる役者さんという感じがして、いつも引っ張っていただいているなって」と思いを伝えた。
その後も、松村は「瞬発力の話もしてもいいですか?」とまだまだ話したそうだったが、上白石が「ハードルが上がるんで」とまとめた。
今作は、瀬尾まいこ氏の同名の小説(水鈴社/文春文庫)を映画化。同じ職場で働く、PMS(月経前症候群)に悩まされている・藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患っている山添孝俊(松村)が、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく。職場の人たちの理解に支えられながら、少しずつ希望を見出していく二人の奮闘を、温かく、リアルに、ときにユーモラスに描く。
イベントには、光石研、三宅唱監督も登壇した。
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2024/01/11