手塚治虫氏の名作医療漫画『ブラック・ジャック』が、テレビ朝日系で2024年、俳優・高橋一生主演で24年ぶりに実写ドラマ化されることが決定した。
“医療漫画の金字塔”として色あせることなく、多くの人に愛され続けてきた本作は、2023年に連載開始50周年を迎えた。法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックが、コロナ禍を経て、医療のあり方がふたたび問われる令和の時代、センセーショナルによみがえる。
同局では1981年、加山雄三主演で『ブラック・ジャック』を初めてテレビドラマ化。その後、TBSで放送された本木雅弘主演の2000年版テレビドラマなど、さまざまな実写版や舞台版が各所で制作され、作品によっては大幅なアレンジも施されてきた。
今回は、原作から厳選した有名エピソードを凝縮。2024年版では原作へのリスペクトの念を軸に据えながら、現代を生きる人たちへ“時代を超えた真摯なメッセージ”を投げかける。
監督を務めるのは、『アルプススタンドのはしの方』と『性の劇薬』(ともに2020年)でヨコハマ映画祭・監督賞を受賞し、『女子高生に殺されたい』『ビリーバーズ』(2022年)でも大注目を集めた城定秀夫氏。脚本は、『JIN -仁-』(2009年、2011年)、『義母と娘のブルース』(2018年ほか)や、高橋ともタッグを組んだ『おんな城主 直虎』(2017年)、『天国と地獄 〜サイコな2人〜』(2021年)といった大ヒット作に加え、2025年放送のNHK大河ドラマ『べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜』の脚本も手掛ける森下佳子氏が担当する。
さらに、人物デザイン監修・衣装デザインは、NHK大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)や『どうする家康』(2023年)、『シン・ゴジラ』(2016年)、『翔んで埼玉』(2019年、2023年)、高橋主演の『岸辺露伴は動かない』(2020〜2022年ほか)も手掛けた柘植伊佐夫氏は務めることも決定した。
■高橋一生(ブラック・ジャック役)メント
――出演オファーを受け、ご自身がブラック・ジャックを演じると聞いた時、どう思いましたか?
今回演じさせていただく間黒男はブラック・ジャック「先生」ですが、僕にとっては大事な「先生」と呼ばれる人が一人、居ます。正直なところお話をいただいた時は、自分にできるのかと思いました。いくら彼の矜持(きょうじ)や人情、生に対する思いが好きであっても、いざ自分が演じるとなれば、当たり前ですが話はまったく別です。好きというだけではどうしても成立しない何かがあると思うからです。好きだからこそ失敗することも大いにあると思います。それでもお受けさせていただいたのは『おんな城主 直虎』等でご一緒させていただいた脚本家の森下佳子さん、『民王』でプロデューサーをされていた飯田サヤカさんがお声掛けくださったこと。それが何よりも大きな決定打でした。
撮影が始まった今も、試されている様な事が日々起きています。多くの方の心の中に居るブラック・ジャック像や基盤を大きく外すことなく、何よりも自分が思うBJ像を一瞬でも溢(こぼ)してしまいたくありません。これまでと同じように、お芝居をする時は、迷うことなく打ち出していきたい。演じさせていただくたびに納得し、許せる瞬間を積み重ね、それが作品になっていけるよう、毎シーン毎カットお芝居をさせていただいています。
観てくださる皆さんもぜひ厳しい目線で観ていただき、願わくば楽しんでいただけるとありがたいと思います。
――森下佳子さんが書かれた脚本を読んで、どんな感想を持ちましたか?
森下さんが書かれる脚本は、表現が非常に豊かなんです。読み進めていくごとに「さあ、この場面はどうしたら、より素敵に立体化していけるだろうか?」と、感覚が具体的になっていきました。
――人物デザイン監修・衣装デザインを柘植伊佐夫さんが担当されていますが、ブラック・ジャックになったご自身を見てどう思いましたか? 新しいアイデアや感情は湧いてきましたか?
僕は基本的に柘植さんが「大丈夫」と言ったら、大丈夫なんです。柘植さんは嘘をつかない方で、ダメだったら何度でもやり直す方。その柘植さんが、僕がブラック・ジャックの扮装をした時に「うん」と言って頷(うな)かれたので、きっと大丈夫だろうなと思っています。と同時に、この姿にいかに説得力をもたせながら、原作を愛する視聴者の皆さんの前に存在できるか…という点も大事だな、と。また、今回初めてブラック・ジャックと出会う方々にも、その人となりを分かってもらわなければなりません。このダブルスタンダードを成立させるためには、演者とスタッフの総合力が大きく関わってくるので、常に針の穴に糸を通すような感覚の撮影になるかもしれないなと思ってます。単純に「わーい!『ブラック・ジャック』の世界にいる!」という気持ちには、決してなれないですね。
――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
『ブラック・ジャック』の世界や、手塚治虫さんの漫画がとても好きな方々に「うん、アリだわ」と言っていただかないと、失敗だと思っています。僕も自分自身が納得し許せる瞬間を求め、常に厳しい視線でお芝居を模索しているので、視聴者の皆さんにも厳しく観ていただきたいです。
“医療漫画の金字塔”として色あせることなく、多くの人に愛され続けてきた本作は、2023年に連載開始50周年を迎えた。法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックが、コロナ禍を経て、医療のあり方がふたたび問われる令和の時代、センセーショナルによみがえる。
同局では1981年、加山雄三主演で『ブラック・ジャック』を初めてテレビドラマ化。その後、TBSで放送された本木雅弘主演の2000年版テレビドラマなど、さまざまな実写版や舞台版が各所で制作され、作品によっては大幅なアレンジも施されてきた。
監督を務めるのは、『アルプススタンドのはしの方』と『性の劇薬』(ともに2020年)でヨコハマ映画祭・監督賞を受賞し、『女子高生に殺されたい』『ビリーバーズ』(2022年)でも大注目を集めた城定秀夫氏。脚本は、『JIN -仁-』(2009年、2011年)、『義母と娘のブルース』(2018年ほか)や、高橋ともタッグを組んだ『おんな城主 直虎』(2017年)、『天国と地獄 〜サイコな2人〜』(2021年)といった大ヒット作に加え、2025年放送のNHK大河ドラマ『べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜』の脚本も手掛ける森下佳子氏が担当する。
さらに、人物デザイン監修・衣装デザインは、NHK大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)や『どうする家康』(2023年)、『シン・ゴジラ』(2016年)、『翔んで埼玉』(2019年、2023年)、高橋主演の『岸辺露伴は動かない』(2020〜2022年ほか)も手掛けた柘植伊佐夫氏は務めることも決定した。
■高橋一生(ブラック・ジャック役)メント
――出演オファーを受け、ご自身がブラック・ジャックを演じると聞いた時、どう思いましたか?
今回演じさせていただく間黒男はブラック・ジャック「先生」ですが、僕にとっては大事な「先生」と呼ばれる人が一人、居ます。正直なところお話をいただいた時は、自分にできるのかと思いました。いくら彼の矜持(きょうじ)や人情、生に対する思いが好きであっても、いざ自分が演じるとなれば、当たり前ですが話はまったく別です。好きというだけではどうしても成立しない何かがあると思うからです。好きだからこそ失敗することも大いにあると思います。それでもお受けさせていただいたのは『おんな城主 直虎』等でご一緒させていただいた脚本家の森下佳子さん、『民王』でプロデューサーをされていた飯田サヤカさんがお声掛けくださったこと。それが何よりも大きな決定打でした。
撮影が始まった今も、試されている様な事が日々起きています。多くの方の心の中に居るブラック・ジャック像や基盤を大きく外すことなく、何よりも自分が思うBJ像を一瞬でも溢(こぼ)してしまいたくありません。これまでと同じように、お芝居をする時は、迷うことなく打ち出していきたい。演じさせていただくたびに納得し、許せる瞬間を積み重ね、それが作品になっていけるよう、毎シーン毎カットお芝居をさせていただいています。
観てくださる皆さんもぜひ厳しい目線で観ていただき、願わくば楽しんでいただけるとありがたいと思います。
――森下佳子さんが書かれた脚本を読んで、どんな感想を持ちましたか?
森下さんが書かれる脚本は、表現が非常に豊かなんです。読み進めていくごとに「さあ、この場面はどうしたら、より素敵に立体化していけるだろうか?」と、感覚が具体的になっていきました。
――人物デザイン監修・衣装デザインを柘植伊佐夫さんが担当されていますが、ブラック・ジャックになったご自身を見てどう思いましたか? 新しいアイデアや感情は湧いてきましたか?
僕は基本的に柘植さんが「大丈夫」と言ったら、大丈夫なんです。柘植さんは嘘をつかない方で、ダメだったら何度でもやり直す方。その柘植さんが、僕がブラック・ジャックの扮装をした時に「うん」と言って頷(うな)かれたので、きっと大丈夫だろうなと思っています。と同時に、この姿にいかに説得力をもたせながら、原作を愛する視聴者の皆さんの前に存在できるか…という点も大事だな、と。また、今回初めてブラック・ジャックと出会う方々にも、その人となりを分かってもらわなければなりません。このダブルスタンダードを成立させるためには、演者とスタッフの総合力が大きく関わってくるので、常に針の穴に糸を通すような感覚の撮影になるかもしれないなと思ってます。単純に「わーい!『ブラック・ジャック』の世界にいる!」という気持ちには、決してなれないですね。
――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
『ブラック・ジャック』の世界や、手塚治虫さんの漫画がとても好きな方々に「うん、アリだわ」と言っていただかないと、失敗だと思っています。僕も自分自身が納得し許せる瞬間を求め、常に厳しい視線でお芝居を模索しているので、視聴者の皆さんにも厳しく観ていただきたいです。
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2023/12/16