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ムロツヨシ、“年の差バディ”平手友梨奈に感謝「僕以上に意見をくれた」 『うちの弁護士は手がかかる』最終章突入

 俳優のムロツヨシが主演、平手友梨奈が共演する連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(毎週金曜 後9:00)の最終章の放送(15、22日放送)を前に、ムロが初タッグを組んだ平手の印象、これまでの撮影などを振り返った。また、視聴者に向けて「見ていただいた感想が支えになっている」と感謝を伝え、「最終回に向けて、ちっちゃいサプライズも用意している」と明かした。

ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』に出演するムロツヨシ(C)フジテレビ

ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』に出演するムロツヨシ(C)フジテレビ

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 本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロ)が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、超エリートなのに猪突(ちょとつ)猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士・天野(平手)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマとなっている。

 きょう15日放送の第10話では、青海医大病院の看護師・大橋いずみ(志田未来)が病院からの不当解雇を訴えるため、香澄法律事務所を訪れる。実は、いずみは同病院の顧問弁護士を務めていた杏の父・天野昌幸(山崎一)の最期をみとってくれた看護師だった。いずみの働きぶりを知り、感謝している杏はいずみを信じ、蔵前とともに病院へ調査に向かう。

 すると、病院の顧問弁護士を務める杏の姉・天野さくら(江口のりこ)から呼び出され、「杏には弁護士資格がない」と言われる。ショックを受ける2人に追い打ちをかけるように、さくらはある秘密を明かす。杏、さくらの最終対決に、蔵前はこれまで以上に奔走する。

■ムロツヨシのコメント
――これまでを振り返って。
「非常に申し訳ない気持ちです(笑)。申し訳ない気持ちは常に抱えていましたが、それが見えていてもさらに申し訳ないので隠すことも大事かなとも思いつつ、逆に、隠しすぎても…と思うこともありました。そんな申し訳なさと、信頼を取り返すべく毎日頑張っています。現場は台本を含めすごくいい空気の中でやらせていただいています。見ていただいた方の感想や、僕の友人を含め、この作品に携わっていない仕事関係の皆様などの感想も含めて、支えになっています。クランクアップまで、毎日やりがいと申し訳なさを共存させながら過ごしたいと思います」

――異例(?)の予告なども話題に。
「予告も本当に申し訳なくて…。プロデューサー陣、スタッフの皆様が、状況をなんとかプラスになるようにアイデアを出し合ってやってくださいました。僕はカメラの前に立つ者として、やれることをやっていこうと思いました」

――今作で初タックを組んだ平手友梨奈の印象について。
「最初から一貫しているのですが、何が出てくるかわからない楽しみと、ポイントポイントで、2人で意見をすり合わせたり意見をもらったり相談するのが楽しいです。僕が意見を言うのと同じくらい、それ以上に意見をもらいました。僕が迷ったことを伝えると意見を言ってくれるし、逆に平手さんから“どうでしょうか?”と聞かれたら僕の意見を言わせてもらって。今回は年の差のあるバディというところで、より凸凹のバディ感を作っていく、さらにドラマの時間軸が進んでいくにつれてそのバディ感をどういう風に持っていくか、1、2、3話で話してきたことを4、5、6話でやって…というように、積み重ねてきたことを今、最終回に向けてやれています。 第9話のラスト、2人の目が合って自分たちの気持ちを同時に言った時の笑顔が、見て下さっている皆さんに伝わっているのはすごくわかるので、話し合ってきてよかったなと思います。平手さんの笑顔の力、破壊力とも言うのかな?こちらがうれしくなる笑顔。それまで杏は笑顔がないままきたからこその魅力、説得力というものがあるなぁ、と。そうやってお芝居されてきたんだなという印象です」

――舞台あいさつの時に「一緒に早弁をしよう」とおっしゃっていましたが。
「早弁はできていないですね。ある一件の後、僕が早弁している場合じゃなくなったんですよ、申し訳ない気持ちで(笑)。最近は(法律)事務所メンバーが早弁していますね。早弁ありきの現場というのは変わりないみたいです」

――第10、11話の見どころは?
「9話を経て、10、11話ではパラリーガルとして、さらに今までの経験値や人間性をより発揮して蔵前ができることを精いっぱいやって、これまで以上に杏をサポートしようとしていきます。物語は、姉妹同士の2人の関係性がより濃く、言葉でも交わされます。これまでは外堀の会話だったのが、中に中にどんどん入っていく場面に蔵前も同席してしまい…。解決していくのか、もしくは解決はないのか…というところを見ていただけたらなと思います」

――視聴者にメッセージ
「土曜日、日曜日にお休みの方も多いですし、金曜日が“特別な曜日”と感じる方は多いのでは、と思います。どの曜日でも、僕にできることはお芝居を届けることではございますが、本作で僕ができることは“いい感じの土日を過ごしていただき、また来週も頑張ってください”ということです。サボる夜に、サボって観ていいドラマを作ろうと思っていますので、気楽にご覧下さい。最終回に向けて、皆さんに“バカだなぁ”と笑ってもらえるようなちっちゃいサプライズも少しずつ用意していくつもりですので、それを楽しみに。今日もお仕事、家事、学業、いろいろいい感じに頑張りすぎず、頑張ってください」

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