テレビアニメ『カードファイト!! ヴァンガード Divinez』の制作発表会が12日、都内で開催された。第一部では、同作の主演を務めるKis-My-Ft2の宮田俊哉(明導アキナ役)、福山潤(ガブエリウス役)、幸村恵理(明導ヒカリ役)らが登壇し、アニメ新シリーズについてトーク。第二部では、新商品やイベント情報などの発表に加え、『ヴァンガード』プロジェクトの企画立案者であるブシロードの代表取締役社長・木谷高明氏が宮田の起用について説明する一幕があった。
木谷氏は、第二部の司会を務めた進藤あまね(大倉メグミ役)と真野拓実(清蔵タイゾウ役)とともに、クイックスタートデッキの登場やビギナー向けイベントの開催などを伝えた後、来年1月スタートのテレビアニメ『カードファイト!! ヴァンガード Divinez』の主演声優に決定した宮田に言及。
「13年前の12月に『ヴァンガード』最初の制作発表会がありまして、2011年からアニメ、そしてトライアルデッキのリリース、その年の12月にはすでに英語版をリリースしまして、それ以来、40ヶ国で遊んでいただいた」と振り返り、「僕も『ヴァンガード』のおかげで本当にいろいろな国に行きました。先日もタイに行きまして、朝からたくさんの人が「スタンドアップ!ヴァンガード』と遊んでいる姿を見て、うれしくて涙が出そうになりました」としみじみ。
そして「装いを新たに一層盛り上げていきたいと思い、いろいろな施策を入れさせていただきました。宮田さん…いつも『宮田くん』と呼んでいるので、ここでもそう呼ばせていただきますが、宮田くんを起用したのも、その1つです」と説明した。
宮田との出会いについて、「彼のことを最初に知ったのは2016年のラブライブ!の『スクフェス感謝祭』というイベントをサンシャイン池袋でやって、その物販に3時間並んだタレントがいると聞いて(笑)。それ以来、ちょっと注目をしていたら、テレビの番組などいろいろなところで、『ラブライブ!』をはじめ、アニメのことをすごく応援してくれているタレントだと知り、すごく感謝していました」と回顧。
続けて「1年ちょっと前ぐらいに、カードゲームが大好きだということも知り、『ヴァンガード』に興味はあるのか聞いてみたところ、『それ、佐久間(大介)がやっていたやつですよね』と言ってくれて」と、主役へのオファーに至った経緯も明かし、「主役だから、カードゲームもプレイしてほしいと頼んだら、『ぜひやります』と引き受けてくれた。それ以来、彼は、アフレコまでまだ時間があるにも関わらず、自らデッキを買ってマネージャーさんとプレイしてくれていた」と感謝した。
「今年の『ブシロードカードゲーム祭』にもお忍びで参加して、スタッフとプレイを楽しんでくれたり、場の雰囲気を汲み取ろうとしてくれました。そういう中で、キャラクター作りや告知のスケジュールなども相談していきました。そんなときに、あえて中身は言いませんが、例の9月の話があった」と、事務所の性加害問題が浮き彫りになったことに触れた。
木谷氏は「びっくりしましたね。実はヴァンガードの売上の半分は海外で、私も経営者ですから、やはり最悪の事態も考えるわけです。もしかしたらアニメを放送できない可能性もあるのかな…と」と当時の心境を語り、「アフレコの現場に行って、彼と最初に話をしました。すると、彼自身も『ちょっと混乱していて、まだよくわからないんです』と。それはそうですよね。誰だって混乱しますよね。でも、『やりたいです』と言ってくれたんです」と回顧した。
その熱意を受け、木谷氏はキャストを変更せずに制作を進めることにしたとし、「当初はもう少し早く発表する予定だったんですが、いろいろと相談をしながら、事務所の対応や世の中の様子も見つつ、一気に情報を出すことになり、今日に至りました」と万感の思いを吐露。
そして「彼にはアニメ業界全体がお世話になっている。だから、僕らもやっぱり彼のために一緒になって頑張りたかった。Jの宮田俊哉じゃなくて、人間・宮田俊哉と僕は付き合いたいと思っていました」と心情を伝えながらも、「世間ではひどい手のひら返しもあり、こんなことがありえるのかと」と憤慨したことも告白。「だから、なんとかやろうと思って、放送局さんになど全部に確認して、予定通り行くぞという風に今日に至った次第です」と報告した。
最新作『カードファイト!! ヴァンガード Divinez』のテーマは、“運命対戦”。木谷氏は、「主人公のアキナがが己の運命にあらがって、その運命をいい方に変えていくことがテーマになっています」とし、「申し訳ないですが、僕にはそれが彼とダブって仕方がなかったんです」という。
最後に「でも、ここにいる熱いみなさん、全国のファンの方、世界中のヴァンガードファイターがついていますから。みなさんで一緒に、みんなの運命をいい方向に、どんどん運命対戦に戦い抜いて変えていきましょう」と呼びかけた。
ブシロードのトレーディングカードゲーム『カードファイト!! ヴァンガード』では、2011年1月からテレビアニメシリーズがスタートしたほか、コミックや映画、舞台、イベント、他企業とのコラボレーションなど、さまざまなメディアで展開している。2011年3月の発売からわずか1年でトレーディングカード市場3位を獲得し、マルチメディアミックス展開によってシリーズ累計20億枚を突破。英語版、タイ語版、イタリア語版を含め、40の国や地域で販売され現在も世界中にプレイヤーを増やし続けている。
木谷氏は、第二部の司会を務めた進藤あまね(大倉メグミ役)と真野拓実(清蔵タイゾウ役)とともに、クイックスタートデッキの登場やビギナー向けイベントの開催などを伝えた後、来年1月スタートのテレビアニメ『カードファイト!! ヴァンガード Divinez』の主演声優に決定した宮田に言及。
「13年前の12月に『ヴァンガード』最初の制作発表会がありまして、2011年からアニメ、そしてトライアルデッキのリリース、その年の12月にはすでに英語版をリリースしまして、それ以来、40ヶ国で遊んでいただいた」と振り返り、「僕も『ヴァンガード』のおかげで本当にいろいろな国に行きました。先日もタイに行きまして、朝からたくさんの人が「スタンドアップ!ヴァンガード』と遊んでいる姿を見て、うれしくて涙が出そうになりました」としみじみ。
そして「装いを新たに一層盛り上げていきたいと思い、いろいろな施策を入れさせていただきました。宮田さん…いつも『宮田くん』と呼んでいるので、ここでもそう呼ばせていただきますが、宮田くんを起用したのも、その1つです」と説明した。
宮田との出会いについて、「彼のことを最初に知ったのは2016年のラブライブ!の『スクフェス感謝祭』というイベントをサンシャイン池袋でやって、その物販に3時間並んだタレントがいると聞いて(笑)。それ以来、ちょっと注目をしていたら、テレビの番組などいろいろなところで、『ラブライブ!』をはじめ、アニメのことをすごく応援してくれているタレントだと知り、すごく感謝していました」と回顧。
続けて「1年ちょっと前ぐらいに、カードゲームが大好きだということも知り、『ヴァンガード』に興味はあるのか聞いてみたところ、『それ、佐久間(大介)がやっていたやつですよね』と言ってくれて」と、主役へのオファーに至った経緯も明かし、「主役だから、カードゲームもプレイしてほしいと頼んだら、『ぜひやります』と引き受けてくれた。それ以来、彼は、アフレコまでまだ時間があるにも関わらず、自らデッキを買ってマネージャーさんとプレイしてくれていた」と感謝した。
「今年の『ブシロードカードゲーム祭』にもお忍びで参加して、スタッフとプレイを楽しんでくれたり、場の雰囲気を汲み取ろうとしてくれました。そういう中で、キャラクター作りや告知のスケジュールなども相談していきました。そんなときに、あえて中身は言いませんが、例の9月の話があった」と、事務所の性加害問題が浮き彫りになったことに触れた。
木谷氏は「びっくりしましたね。実はヴァンガードの売上の半分は海外で、私も経営者ですから、やはり最悪の事態も考えるわけです。もしかしたらアニメを放送できない可能性もあるのかな…と」と当時の心境を語り、「アフレコの現場に行って、彼と最初に話をしました。すると、彼自身も『ちょっと混乱していて、まだよくわからないんです』と。それはそうですよね。誰だって混乱しますよね。でも、『やりたいです』と言ってくれたんです」と回顧した。
その熱意を受け、木谷氏はキャストを変更せずに制作を進めることにしたとし、「当初はもう少し早く発表する予定だったんですが、いろいろと相談をしながら、事務所の対応や世の中の様子も見つつ、一気に情報を出すことになり、今日に至りました」と万感の思いを吐露。
そして「彼にはアニメ業界全体がお世話になっている。だから、僕らもやっぱり彼のために一緒になって頑張りたかった。Jの宮田俊哉じゃなくて、人間・宮田俊哉と僕は付き合いたいと思っていました」と心情を伝えながらも、「世間ではひどい手のひら返しもあり、こんなことがありえるのかと」と憤慨したことも告白。「だから、なんとかやろうと思って、放送局さんになど全部に確認して、予定通り行くぞという風に今日に至った次第です」と報告した。
最新作『カードファイト!! ヴァンガード Divinez』のテーマは、“運命対戦”。木谷氏は、「主人公のアキナがが己の運命にあらがって、その運命をいい方に変えていくことがテーマになっています」とし、「申し訳ないですが、僕にはそれが彼とダブって仕方がなかったんです」という。
最後に「でも、ここにいる熱いみなさん、全国のファンの方、世界中のヴァンガードファイターがついていますから。みなさんで一緒に、みんなの運命をいい方向に、どんどん運命対戦に戦い抜いて変えていきましょう」と呼びかけた。
ブシロードのトレーディングカードゲーム『カードファイト!! ヴァンガード』では、2011年1月からテレビアニメシリーズがスタートしたほか、コミックや映画、舞台、イベント、他企業とのコラボレーションなど、さまざまなメディアで展開している。2011年3月の発売からわずか1年でトレーディングカード市場3位を獲得し、マルチメディアミックス展開によってシリーズ累計20億枚を突破。英語版、タイ語版、イタリア語版を含め、40の国や地域で販売され現在も世界中にプレイヤーを増やし続けている。
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2023/12/12