8人組グループ・Hey! Say! JUMPの高木雄也(※高=はしごだか)と清水くるみが、来年3月に東京・PARCO劇場、4月に福岡、大阪、広島で上演されるPARCO PRODUCE 2024『東京輪舞』に出演することが決定した。東京のリアルを生きる“男”と“女”。10の情事を高木と清水が、1人5役で魅せる。
オーストリアの劇作家アルトゥル・シュニッツラーが1900年に発行し、当時のウィーン社会にセンセーションを巻き起こした問題作『輪舞』(La Ronde Ronde)は19世紀末の世相を背景に、男女の情事前後の会話をリレー形式で描写。当時の性道徳や階級理念に反していたために、上演をめぐっては法廷論争まで引き起こした。しかし、人間の普遍的な関係性と欲望を描き、1950年、64年、73年と3度映画化、93年にはオペラ化もされている。
さらに、著名な英国の巨匠、デヴィッド・ヘアー氏が20世紀末の英国に移して翻案。『ブルールーム』というタイトルで、ロンドンとブロードウェイで1998年から99年にかけて上演。サム・メンデス氏が演出、ニコール・キッドマンとイアン・グレンが女性男性5人ずつを演じ、世界的な話題を呼んだ。
山本卓卓(作)×杉原邦生(演出)による今作は、それぞれ5人の“男”と“女”、計10人の登場人物を演じ分け、10の情事の風景をリレー形式で描く。現代を生きる人間をユーモアを交えた時代感覚で切り取る山本と、ポップかつダイナミックな趣向と繊細さを兼ね備えた演出を得意とする杉原がタッグを組み、高木・清水という多彩な表現力を持つ2人の俳優と共に創り上げる。トウキョウのリアルとエロスを交差させ、私たちの現在に迫る舞台に昇華する。
■キャスト・スタッフコメント
▼高木雄也(Hey! Say! JUMP)
今回パルコさんからお話をいただき、『東京輪舞』に出演させていただきます。
この作品は1人で5役を演じることになりますし、役の幅も広いので、今の自分にできるのかと悩み、お受けするまで少し時間がかかりました。でも自分があきらめて誰かがこの作品に出演し、それを見て後悔するぐらいなら、自分自身が努力して自分の幅を広げれば良いと思い挑戦しようと決めました!
演出の杉原邦生さん、そして清水くるみさんと時間をかけながら、1つ1つの役をしっかり作っていけたら良いなと思います!
みなさん僕の挑戦をぜひ劇場に見に来てください!
▼清水くるみ
いつか挑戦してみたいと思っていた2人芝居ですが、こんなにも早く機会をいただけるとは思っていなかったので、正直 驚きました。しかも1人5役ということでかなりハードですが、小悪魔少女から、今まで演じたことのない挑発的な女性まで、これまでの経験を活かしつつ、チャレンジすべき課題が非常にたくさんあることにワクワクしています!
高木さんとは初めましてなのですが、どんなキャッチボールになるのか全然想像できないので、稽古が本当に楽しみです。ご一緒したかった演出の杉原さん、脚本の山本さん、もうすでに出来上がっている前半の脚本がおもしろいのでプレッシャーですが、きっときっとおもしろい作品になる!してみせる!ので、ぜひぜひ、観にきてほしいです!
▼作:山本卓卓
キックオフミーティングの時に、杉原さんやパルコスタッフのみなさんに「私は私の言葉と物語に責任を持ってこの戯曲を 書く」と宣言してしまったので、私は私の言葉と物語に責任を持って「東京輪舞」を書いています。つまりそれはシュニッツラーや杉原さんに責任を押し付けるようなことは絶対にしないということなのですがそれってめちゃくちゃキツくて苦しいっす。でも山本卓卓いいもの書きます。楽しみにしていてください。
▼演出・美術:杉原邦生
新作『東京輪舞』は、「シュニッツラーの問題作を〈現在の東京〉で上演する」という、野心に満ち満ちた企画です。ならば、 作家は山本卓卓くんにお願いしたいと思いました。知り合ってすでに10 年以上になりますが、卓卓くんが択ぶ日本語のセンス、その組み合わせによって生まれる独特のリズム、テキストから漂う息が詰まるような現代日本の空気感、そして人と人との交わりに冷静に寄り添う作家としての知性、それらがこの作品には必要だと思ったからです。
2人の俳優が5役ずつを演じ分け、10組のカップルによる情事の前と後、そのダイアローグを舞い踊るようにつないでいく
そんな挑戦的な作品に高木雄也さん、清水くるみさんが共に挑んでくれることになりました。お2人とも舞台での存在感の強さは言うまでもなく、ご自身の表現に貪欲な姿勢を感じられるので、稽古場でのクリエーションがとても楽しみです。
着々と準備を進めているいまもまだ、ドキドキしています。このドキドキはきっと、客席のお客様のドキドキへとつづいていくはずです。その鼓動をぜひ劇場で体感してください!
オーストリアの劇作家アルトゥル・シュニッツラーが1900年に発行し、当時のウィーン社会にセンセーションを巻き起こした問題作『輪舞』(La Ronde Ronde)は19世紀末の世相を背景に、男女の情事前後の会話をリレー形式で描写。当時の性道徳や階級理念に反していたために、上演をめぐっては法廷論争まで引き起こした。しかし、人間の普遍的な関係性と欲望を描き、1950年、64年、73年と3度映画化、93年にはオペラ化もされている。
さらに、著名な英国の巨匠、デヴィッド・ヘアー氏が20世紀末の英国に移して翻案。『ブルールーム』というタイトルで、ロンドンとブロードウェイで1998年から99年にかけて上演。サム・メンデス氏が演出、ニコール・キッドマンとイアン・グレンが女性男性5人ずつを演じ、世界的な話題を呼んだ。
山本卓卓(作)×杉原邦生(演出)による今作は、それぞれ5人の“男”と“女”、計10人の登場人物を演じ分け、10の情事の風景をリレー形式で描く。現代を生きる人間をユーモアを交えた時代感覚で切り取る山本と、ポップかつダイナミックな趣向と繊細さを兼ね備えた演出を得意とする杉原がタッグを組み、高木・清水という多彩な表現力を持つ2人の俳優と共に創り上げる。トウキョウのリアルとエロスを交差させ、私たちの現在に迫る舞台に昇華する。
■キャスト・スタッフコメント
▼高木雄也(Hey! Say! JUMP)
今回パルコさんからお話をいただき、『東京輪舞』に出演させていただきます。
この作品は1人で5役を演じることになりますし、役の幅も広いので、今の自分にできるのかと悩み、お受けするまで少し時間がかかりました。でも自分があきらめて誰かがこの作品に出演し、それを見て後悔するぐらいなら、自分自身が努力して自分の幅を広げれば良いと思い挑戦しようと決めました!
演出の杉原邦生さん、そして清水くるみさんと時間をかけながら、1つ1つの役をしっかり作っていけたら良いなと思います!
みなさん僕の挑戦をぜひ劇場に見に来てください!
▼清水くるみ
いつか挑戦してみたいと思っていた2人芝居ですが、こんなにも早く機会をいただけるとは思っていなかったので、正直 驚きました。しかも1人5役ということでかなりハードですが、小悪魔少女から、今まで演じたことのない挑発的な女性まで、これまでの経験を活かしつつ、チャレンジすべき課題が非常にたくさんあることにワクワクしています!
高木さんとは初めましてなのですが、どんなキャッチボールになるのか全然想像できないので、稽古が本当に楽しみです。ご一緒したかった演出の杉原さん、脚本の山本さん、もうすでに出来上がっている前半の脚本がおもしろいのでプレッシャーですが、きっときっとおもしろい作品になる!してみせる!ので、ぜひぜひ、観にきてほしいです!
▼作:山本卓卓
キックオフミーティングの時に、杉原さんやパルコスタッフのみなさんに「私は私の言葉と物語に責任を持ってこの戯曲を 書く」と宣言してしまったので、私は私の言葉と物語に責任を持って「東京輪舞」を書いています。つまりそれはシュニッツラーや杉原さんに責任を押し付けるようなことは絶対にしないということなのですがそれってめちゃくちゃキツくて苦しいっす。でも山本卓卓いいもの書きます。楽しみにしていてください。
▼演出・美術:杉原邦生
新作『東京輪舞』は、「シュニッツラーの問題作を〈現在の東京〉で上演する」という、野心に満ち満ちた企画です。ならば、 作家は山本卓卓くんにお願いしたいと思いました。知り合ってすでに10 年以上になりますが、卓卓くんが択ぶ日本語のセンス、その組み合わせによって生まれる独特のリズム、テキストから漂う息が詰まるような現代日本の空気感、そして人と人との交わりに冷静に寄り添う作家としての知性、それらがこの作品には必要だと思ったからです。
2人の俳優が5役ずつを演じ分け、10組のカップルによる情事の前と後、そのダイアローグを舞い踊るようにつないでいく
そんな挑戦的な作品に高木雄也さん、清水くるみさんが共に挑んでくれることになりました。お2人とも舞台での存在感の強さは言うまでもなく、ご自身の表現に貪欲な姿勢を感じられるので、稽古場でのクリエーションがとても楽しみです。
着々と準備を進めているいまもまだ、ドキドキしています。このドキドキはきっと、客席のお客様のドキドキへとつづいていくはずです。その鼓動をぜひ劇場で体感してください!
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2023/12/05