次世代ガールズバンドプロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』から生まれたリアルバンド・Poppin'Partyが3日、東京・有明の東京ガーデンシアターで『BanG Dream! 12th☆LIVE DAY1 : Poppin'Party「Welcome to Poppin'Land」』を開催した。
単独公演としては、昨年9月の『BanG Dream! 10th☆LIVE DAY3:Poppin'Party「Hoppin'☆Poppin'☆Dreamin'!!」』以来、約1年2ヶ月ぶり。暗転後、一筋の光がステージ上に配置された3台の巨大スクリーンを横断しながら、メンバーの楽器をかたどっていく。そんな映像とともにパレードを思わせるBGMも会場の期待感を高めていく中、まるでテーマパークのショーかのように、伊藤彩沙(Key)、大橋彩香(Dr)、西本りみ(Ba)、大塚紗英(Gt)、愛美(Gt&Vo)が順にステージへ登場した。
「Welcome to Poppin'Land!今日は一日素敵な日にしましょう!」と愛美が呼びかけ、大橋は立奏スタイルのドラムセットを用い、平時はキーボード2台を使い分けている伊藤もRoland JUNO-DSのみを起用するという編成で、メンバーは横ならびのまま「Happy Happy Party!」でライブをスタート。“自己紹介ソング”とも言える「What's the POPIPA!?」を披露した後、愛美は「遊園地で一緒に遊びたいと思います」と告げ、メンバーも1人ひとりファンにあいさつした。
「アトラクションになぞらえながら楽曲をお届けしていきます」という言葉の通り、この日のライブでは“遊園地”をテーマとしたきらびやかなステージが展開された。冒頭では架空のテーマパークのエリアマップが映し出され、マスコットキャラクターの「マスク・ド・ポーチニャン」から「全員が心から楽しいと感じた瞬間に、ステージ上部の3つのベルにひとつずつ明かりが灯る」という説明が加えられた。
■“遊園地”をテーマとしたセットリスト セクションごとに多彩な表情を提示
マップは3つのエリアに分けられており、それぞれ『ぽっぴんエリア』『すりりんエリア』『どりーみんエリア』と名づけられている。ライブもこのエリアを1つずつ進んでいくように展開された。
『ぽっぴんエリア』を進んだ3曲目「ぽっぴん'どりーむ!」から5曲目「CiRCLING」までは、ポップかつキュートな楽曲群で、ファンとともにダンスも楽しむ。その一方で、大塚は「ぽっぴん'どりーむ!」でタッピングを交えた“魅せるギタープレイ”も披露し、大橋は「青春 to Be Continued」でパターン系フレーズをふんだんに盛り込むなど、プレイヤーとしての実力も存分に見せつけた。
2021年の配信ライブ『NO GIRL NO CRY -Round 2-』以来、約2年ぶりに演奏された「B.O.F」からスタートしたのは『すりりんエリア』。バンド随一のハードなナンバーでスリリングな雰囲気へと引き込んだ。同時に演奏もヒリヒリとした熱を帯び、西本は「Hello! Wink!」でESP AMAZE(通称:紅)に持ち替え、サムピングを生かしたパワフルなリフも叩き鳴らした。
この日がライブ初披露となった楽曲の一つ「最強☆ソング」からは『どりーみんエリア』へ。アニメーションのミュージックビデオとともに、ストレートなバンドサウンドを届けた同曲をキッカケとし、メンバー同士の“絆”や一人ひとりの“熱量”を感じさせる場面も増えていく。特に「Time Lapse」では、西本がステージ上で座り込みながらエモーショナルに演奏し、愛美はギターソロで伊藤のもとへと駆け上がり、背中を預け合ってプレイ。そこに客席も巻き込んだシンガロングも重なり、ライブ冒頭の言葉通り「全員が心から楽しいと感じる瞬間」が積み重なっていった。
そうしてすべてのエリアを回り終え、見事にステージ上のベルがすべて点灯。万雷の拍手が起こる中、ライブ初披露の「RiNG A BELL」を届け、本編を締めくくった。
■1年2ヶ月ぶりの単独公演でかみ締めたバンドの結束力とファンとの絆
アンコールまでの幕間では、「マスク・ド・ポーチニャン」が「夢ノ結唱 BanG Dream! AI Singing Synthesizer」のPOPYであることが明かされた。「夢ノ結唱〜」とは、バンドリ!による新たなメディアミックスプロジェクトで、戸山香澄・湊友希那の歌声を人間らしくリアルに表現することができ、12月には新ソフト「Synthesizer V AI 夢ノ結唱 POPY/ROSE」の発売が決定している。
POPYが新曲「世界中に響く耳鳴りの導火線に火をつけて」を含む3曲を披露した後、再びメンバーがステージに登場。愛美はボディーのエルボー部分にメンバー5人のイメージカラーがペイントされたESP RANDOM STAR Kasumi IIIを起用し、バンドや音楽と向き合うことについて<夢は夢じゃないと歌う旅><みんな色の奇跡だ>と叫ぶ「1000回潤んだ空」を届けた。
演奏を終えたメンバーは、ステージの前面で一列にならび、それぞれの言葉でファンへの思いと感謝を伝えた。
伊藤は久しぶりの単独公演への緊張感や不安を吐露しながら、「やっぱりライブが始まると楽しすぎて…」とにっこり。「声も出せるようになって、バンドリーマー(※バンドリ!ファンの総称)のみんなの120パーセントの力を感じて、それが私たちのパワーになりました。そのパワーを音楽に変えて、みんながまたそれで盛り上がってくれて…。いい循環、楽しい時間でした」と語った。
大橋は「私自身もいつもより前に出ることが多かった気がして、とっても楽しい時間を過ごさせていただきました」と立奏スタイルを多用したことに触れながら、「みなさんに負けないぐらい楽しんだつもりなんですけれども、みなさん、私よりも楽しみましたか?」と呼びかけ。大歓声が上がると「めちゃめちゃ悔しい!」とうれしそうに笑った。
西本は「今日はありがとう。本当にありがとう」と深く感謝し、「もう本当に、みんなのことが大好きだなという気持ちをずっとずっと噛みしめている時間でした」としみじみ。「みなさんと一緒に過ごす時間でしか味わえない…言葉で上手く表せないんですけれども、温かくて優しくて、もう胸が締め付けられる思いです」と溢れんばかりの思いを伝えた。
■「まだまだやれることがたくさんある」 10周年に向けた新たな可能性
結成から8年が経ったPoppin'Party。3人は10周年が見えてきていることに感慨や感謝、期待も口にした。それを受け、大塚は「8年前、20歳の誕生日の日にメンバーで5人そろって最終のリハをして、お披露目の日を迎えたんです」と回顧。「すごく密度のある時間の中で、こんなにも作品を愛せて、愛してもらえる時間があるのは、本当にありがたい」と伝える中、感情が涙となってこぼれた。
西本から手渡されたタオルで涙を拭いながら「もうアラサーなので、いい加減泣かないでしゃべれるようになりたい(笑)」と照れつつ、「感謝の思いでいっぱいです。私、本当にライブが好きなんだなって改めて思いました。もっともっとPoppin'Partyでライブがしたいです」と力強く語った。
愛美は大塚の決意を優しげな笑みで受け止め、「私もPoppin'Partyをやっているうちに30歳を越えて、あと1ヶ月で32歳になります。だけど、今日のライブでも『あ、成長したな』と感じましたし、もっと香澄を表現できる、成長できると思えて、すごくうれしかったんです」と目もとを緩める。
続けて「まだまだ新しい領域が見せられると思うので、これからのライブももれなく来てくれますか?」と呼びかけ、客席から上がるこの日一番の歓声に笑顔を見せた。10周年へ向けて「オリジナル曲とかを自分たちで作っちゃってもいいんじゃない?」と意欲も見せながら、「まだまだやれることがたくさんあるし、成長も感じられた。なので、これからも私たちについて来てください!」と宣言。
「次が最後の曲です」と告げると、ファンはサイリウムをバツ印にしてフィナーレを惜しんだ。愛美はうれしそうに笑いながら「今日聞けなかった曲、みんなが聞きたかった曲を、今後のライブでやっていくからね」と優しく伝え、5人は<ずっとキミと歩いていこう>と歌う「Moonlight Walk」でライブの幕を下ろした。
■『BanG Dream! 12th☆LIVE DAY1 : Poppin'Party「Welcome to Poppin'Land」』セットリスト
01. Happy Happy Party!
02. What's the POPIPA!?
03. ぽっぴん'どりーむ!
04. 青春 To be continued
05. CiRCLING
06. B.O.F
07. ぽっぴん'しゃっふる
08. Hello! Wink!
09. 最強☆ソング
10. 夏のドーン!
11. Time Lapse
12. RiNG A BELL
EN1. 1000回潤んだ空
EN2. Moonlight Walk
『BanG Dream! 12th☆LIVE DAY1 : Poppin'Party「Welcome to Poppin'Land」』 (C)BDP (C)CraftEgg (C)BUSHI
単独公演としては、昨年9月の『BanG Dream! 10th☆LIVE DAY3:Poppin'Party「Hoppin'☆Poppin'☆Dreamin'!!」』以来、約1年2ヶ月ぶり。暗転後、一筋の光がステージ上に配置された3台の巨大スクリーンを横断しながら、メンバーの楽器をかたどっていく。そんな映像とともにパレードを思わせるBGMも会場の期待感を高めていく中、まるでテーマパークのショーかのように、伊藤彩沙(Key)、大橋彩香(Dr)、西本りみ(Ba)、大塚紗英(Gt)、愛美(Gt&Vo)が順にステージへ登場した。
「Welcome to Poppin'Land!今日は一日素敵な日にしましょう!」と愛美が呼びかけ、大橋は立奏スタイルのドラムセットを用い、平時はキーボード2台を使い分けている伊藤もRoland JUNO-DSのみを起用するという編成で、メンバーは横ならびのまま「Happy Happy Party!」でライブをスタート。“自己紹介ソング”とも言える「What's the POPIPA!?」を披露した後、愛美は「遊園地で一緒に遊びたいと思います」と告げ、メンバーも1人ひとりファンにあいさつした。
「アトラクションになぞらえながら楽曲をお届けしていきます」という言葉の通り、この日のライブでは“遊園地”をテーマとしたきらびやかなステージが展開された。冒頭では架空のテーマパークのエリアマップが映し出され、マスコットキャラクターの「マスク・ド・ポーチニャン」から「全員が心から楽しいと感じた瞬間に、ステージ上部の3つのベルにひとつずつ明かりが灯る」という説明が加えられた。
『BanG Dream! 12th☆LIVE DAY1 : Poppin'Party「Welcome to Poppin'Land」』 (C)BDP (C)CraftEgg (C)BUSHI
マップは3つのエリアに分けられており、それぞれ『ぽっぴんエリア』『すりりんエリア』『どりーみんエリア』と名づけられている。ライブもこのエリアを1つずつ進んでいくように展開された。
『ぽっぴんエリア』を進んだ3曲目「ぽっぴん'どりーむ!」から5曲目「CiRCLING」までは、ポップかつキュートな楽曲群で、ファンとともにダンスも楽しむ。その一方で、大塚は「ぽっぴん'どりーむ!」でタッピングを交えた“魅せるギタープレイ”も披露し、大橋は「青春 to Be Continued」でパターン系フレーズをふんだんに盛り込むなど、プレイヤーとしての実力も存分に見せつけた。
2021年の配信ライブ『NO GIRL NO CRY -Round 2-』以来、約2年ぶりに演奏された「B.O.F」からスタートしたのは『すりりんエリア』。バンド随一のハードなナンバーでスリリングな雰囲気へと引き込んだ。同時に演奏もヒリヒリとした熱を帯び、西本は「Hello! Wink!」でESP AMAZE(通称:紅)に持ち替え、サムピングを生かしたパワフルなリフも叩き鳴らした。
この日がライブ初披露となった楽曲の一つ「最強☆ソング」からは『どりーみんエリア』へ。アニメーションのミュージックビデオとともに、ストレートなバンドサウンドを届けた同曲をキッカケとし、メンバー同士の“絆”や一人ひとりの“熱量”を感じさせる場面も増えていく。特に「Time Lapse」では、西本がステージ上で座り込みながらエモーショナルに演奏し、愛美はギターソロで伊藤のもとへと駆け上がり、背中を預け合ってプレイ。そこに客席も巻き込んだシンガロングも重なり、ライブ冒頭の言葉通り「全員が心から楽しいと感じる瞬間」が積み重なっていった。
そうしてすべてのエリアを回り終え、見事にステージ上のベルがすべて点灯。万雷の拍手が起こる中、ライブ初披露の「RiNG A BELL」を届け、本編を締めくくった。
『BanG Dream! 12th☆LIVE DAY1 : Poppin'Party「Welcome to Poppin'Land」』 (C)BDP (C)CraftEgg (C)BUSHI
アンコールまでの幕間では、「マスク・ド・ポーチニャン」が「夢ノ結唱 BanG Dream! AI Singing Synthesizer」のPOPYであることが明かされた。「夢ノ結唱〜」とは、バンドリ!による新たなメディアミックスプロジェクトで、戸山香澄・湊友希那の歌声を人間らしくリアルに表現することができ、12月には新ソフト「Synthesizer V AI 夢ノ結唱 POPY/ROSE」の発売が決定している。
POPYが新曲「世界中に響く耳鳴りの導火線に火をつけて」を含む3曲を披露した後、再びメンバーがステージに登場。愛美はボディーのエルボー部分にメンバー5人のイメージカラーがペイントされたESP RANDOM STAR Kasumi IIIを起用し、バンドや音楽と向き合うことについて<夢は夢じゃないと歌う旅><みんな色の奇跡だ>と叫ぶ「1000回潤んだ空」を届けた。
演奏を終えたメンバーは、ステージの前面で一列にならび、それぞれの言葉でファンへの思いと感謝を伝えた。
伊藤は久しぶりの単独公演への緊張感や不安を吐露しながら、「やっぱりライブが始まると楽しすぎて…」とにっこり。「声も出せるようになって、バンドリーマー(※バンドリ!ファンの総称)のみんなの120パーセントの力を感じて、それが私たちのパワーになりました。そのパワーを音楽に変えて、みんながまたそれで盛り上がってくれて…。いい循環、楽しい時間でした」と語った。
大橋は「私自身もいつもより前に出ることが多かった気がして、とっても楽しい時間を過ごさせていただきました」と立奏スタイルを多用したことに触れながら、「みなさんに負けないぐらい楽しんだつもりなんですけれども、みなさん、私よりも楽しみましたか?」と呼びかけ。大歓声が上がると「めちゃめちゃ悔しい!」とうれしそうに笑った。
西本は「今日はありがとう。本当にありがとう」と深く感謝し、「もう本当に、みんなのことが大好きだなという気持ちをずっとずっと噛みしめている時間でした」としみじみ。「みなさんと一緒に過ごす時間でしか味わえない…言葉で上手く表せないんですけれども、温かくて優しくて、もう胸が締め付けられる思いです」と溢れんばかりの思いを伝えた。
『BanG Dream! 12th☆LIVE DAY1 : Poppin'Party「Welcome to Poppin'Land」』 (C)BDP (C)CraftEgg (C)BUSHI
結成から8年が経ったPoppin'Party。3人は10周年が見えてきていることに感慨や感謝、期待も口にした。それを受け、大塚は「8年前、20歳の誕生日の日にメンバーで5人そろって最終のリハをして、お披露目の日を迎えたんです」と回顧。「すごく密度のある時間の中で、こんなにも作品を愛せて、愛してもらえる時間があるのは、本当にありがたい」と伝える中、感情が涙となってこぼれた。
西本から手渡されたタオルで涙を拭いながら「もうアラサーなので、いい加減泣かないでしゃべれるようになりたい(笑)」と照れつつ、「感謝の思いでいっぱいです。私、本当にライブが好きなんだなって改めて思いました。もっともっとPoppin'Partyでライブがしたいです」と力強く語った。
愛美は大塚の決意を優しげな笑みで受け止め、「私もPoppin'Partyをやっているうちに30歳を越えて、あと1ヶ月で32歳になります。だけど、今日のライブでも『あ、成長したな』と感じましたし、もっと香澄を表現できる、成長できると思えて、すごくうれしかったんです」と目もとを緩める。
続けて「まだまだ新しい領域が見せられると思うので、これからのライブももれなく来てくれますか?」と呼びかけ、客席から上がるこの日一番の歓声に笑顔を見せた。10周年へ向けて「オリジナル曲とかを自分たちで作っちゃってもいいんじゃない?」と意欲も見せながら、「まだまだやれることがたくさんあるし、成長も感じられた。なので、これからも私たちについて来てください!」と宣言。
「次が最後の曲です」と告げると、ファンはサイリウムをバツ印にしてフィナーレを惜しんだ。愛美はうれしそうに笑いながら「今日聞けなかった曲、みんなが聞きたかった曲を、今後のライブでやっていくからね」と優しく伝え、5人は<ずっとキミと歩いていこう>と歌う「Moonlight Walk」でライブの幕を下ろした。
『BanG Dream! 12th☆LIVE DAY1 : Poppin'Party「Welcome to Poppin'Land」』 (C)BDP (C)CraftEgg (C)BUSHI
01. Happy Happy Party!
02. What's the POPIPA!?
03. ぽっぴん'どりーむ!
04. 青春 To be continued
05. CiRCLING
06. B.O.F
07. ぽっぴん'しゃっふる
08. Hello! Wink!
09. 最強☆ソング
10. 夏のドーン!
11. Time Lapse
12. RiNG A BELL
EN1. 1000回潤んだ空
EN2. Moonlight Walk
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2023/11/22