今月5日から15日にかけてスペイン・シッチェスで開催された「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」に、主演映画『怪物の木こり』をひっさけげ、参加した亀梨和也。三池崇史監督とともに映画祭を満喫する亀梨を取材したレポートが到着した。
現地時間13日に、スリラー・サスペンス・アクションなどの作品をセレクトしたORBITA(オービタ)部門のクロージング作品として、ワールドプレミアを迎えることになった『怪物の木こり』。三池監督は同映画祭の常連ということもあり、上映チケットは発売後、即完売となっていた。
前日12日、ホテルを出て亀梨と三池監督は、映画祭の会場にほど近い旧市街や海岸沿いを散策。映画祭の期間中、街中にはフラッグやモニュメントが立てられ、海沿いには映画祭のオフィシャルグッズショップが開店されるなど、街全体が映画祭仕様になっていた。シッチェスの10月の平均気温は22度前後と日本より少し暖かく、そして1年のうち最も過ごしやすい時期。この日も快晴で過ごしやすい気候に恵まれ、雲一つない空と海、絶好の環境の中で、自然にテンションが上がっていく2人。
今回スペインを訪れるのがはじめてだった亀梨は、「僕はバルセロナに到着して、衣装がロストバゲージになるというところからはじまりまして(笑)」と到着早々に起こったまさかのトラブルを告白。しかし、三池監督とシッチェスの街を歩きながら、「どこを見ても絵になりますね。ワクワクします!」と笑顔がこぼれる。
これまで数々の国際映画祭に参加し、久しぶりのシッチェス訪問となった三池監督は、亀梨に「シッチェスという街を、身をもって体験してもらいたいし、楽しんでもらえたらいいなと思っています。また何かの機会に、他の映画祭に行った時には、ここ独特の気配というのを思い出してもらえたら。どこに行ってもその映画祭、映画祭の個性がある」と語っていた。さらに亀梨に楽しんでもらいたいポイントとして、「日中は日差しが暖かくて、みんなフレンドリーで、人間の強さやおおらかさを感じる。にもかわらずホラーやスプラッター、ファンタ映画をみんなで観るっていう、このギャップというのが楽しいですよね。夜の劇場はまた全然違う部分があります(笑)。そういう感じを亀梨くんにも味わってもらえたら」と、映画祭の魅力を語っていた。
13日のワールドプレミア前には、映画祭主催のフォトコールと記者会見に臨んだ亀梨と三池監督。到着日にロストバゲージとなった衣装が無事見つかり、この日の亀梨は、フォトコールと記者会見にはそれぞれ事前に準備した衣装で、そしてワールドプレミアにはスペインで用意した衣装で参加した。
フォトコールは海をバックにした絶好のロケーションで写真撮影が行われ、撮影後にはサインや記念撮影を求める現地の映画ファンが二人の元へ殺到。二人も笑顔で応じ、ファンとの交流を楽しんだ。
■これまでのサイコパス映画とはまったく違う物語
映画『怪物の木こり』は、倉井眉介の同名小説が原作。斧で頭部を開いて脳を奪い去る連続猟奇殺人が世間を賑わしていた中、次のターゲットとして弁護士・二宮彰が狙われる。しかし彼は、犯人をも凌駕するほどの冷血非情なサイコパスだった。事件の謎を解き、犯人の正体を暴かなければ殺される極限状況に追い込まれた二宮は逆襲に出る。亀梨は、サイコパスの弁護士・二宮を演じる。
フォトコール後に行われた記者会見で、「初めての三池監督との仕事はいかがでしたか」という記者からの質問に亀梨は、「今回の作品にはもちろん血もたくさん出てきますし、壮絶な現場になるのかなと思いきや、非常に穏やかな現場でした。笑顔が素敵な監督でいらして、現場は作風とはまったく逆で、非常に楽しく過ごさせていただきました。作品についても、絵の強さはもちろんのこと、人間ドラマがしっかりと描かれていて僕も大好きな映画の1本になりました。次回またご一緒させていただける機会があるのであれば、さらに激しい、このシッチェスの皆さんが好きなものを存分に詰め込んだ作品でまた戻ってこられたら光栄です。そのためにしっかり準備したいと思います。『ハアーッ!』って(笑)」と笑いながら答えると、会見の記者たちからも笑いが起こる一幕も。
また、「サイコパス役をどのように自分の中に注入していったか」というサイコパス弁護士役へのアプローチ方法を問われると、「派手にサイコパスというころを意識しないということを心がけていました」とした上で、「二宮というキャラクターの変化という点では、目の使い方、首の動かし方、目線の送り方というのは、僕なりに細かくこだわって演じました」と自身のこだわりを明かした。
また、記者からの「なぜこのストーリーを選ばれたのでしょうか。どういったところにひきつけられましたか?」という質問に対して三池監督は、「サイコパスという、映画の中で度々描かれてきたキャラクターが主人公です。ただ、その中で主人公が今まで描かれてこなかった変化を見せる。そこがこの作品の一番の、今までに作られてきたサイコパス映画とはまったく違う物語。人間の物語だというところに興味を持って、そこをできるだけきちんと表現できるように撮りました」と本作がこれまでのサイコパス映画とは一味違う作品であることをアピールした。
夕刻より行われた『怪物の木こり』ワールドプレミア。レッドカーペットを歩いた亀梨は「スペインに着いた当日のホテルのロビーや取材の合間でも、温かく出迎えてくれている感じがして、三池監督の作品を愛してやまない方たちの熱量の高さはもちろんですが、自分のことを知って来てくれる方たちもいてくださって、すごくありがたいですね」と笑顔で語り、世界初のお披露目を前に確かな手応えを感じていた。
日本発の超刺激サスペンスに、上映前の盛り上がりはもちろんのこと、上映中にも血しぶきの出る描写や衝撃的なシーンでは拍手や歓声が何度も起こるなど観客は熱狂、海外ならではの盛り上がりを見せた。
上映終了後、三池監督は「血に飢えているんですかね。スペインの人って(笑)」と満足げ。亀梨も「皆さんから満足だというようなリアクションがいただけたので、すごく安心しましたね」と安堵の表情を見せ、「スペイン自体が本当に初めてだったので時間がない中ですけれど、いろいろ見ることが出来たのはよかったです。最後も皆さんがいい熱量でいてくださって、いい言葉もいただけて、ヨーロッパはもちろん、いろいろな場所から来てくれている方たちもいらっしゃったので、すごくうれしかったです。シッチェスで感じたお客さんの熱量をエネルギーに、公開まではもちろん、公開後も駆け抜けていきたいなと思います」と今後に向けた意気込みを語っていた。
現地時間13日に、スリラー・サスペンス・アクションなどの作品をセレクトしたORBITA(オービタ)部門のクロージング作品として、ワールドプレミアを迎えることになった『怪物の木こり』。三池監督は同映画祭の常連ということもあり、上映チケットは発売後、即完売となっていた。
前日12日、ホテルを出て亀梨と三池監督は、映画祭の会場にほど近い旧市街や海岸沿いを散策。映画祭の期間中、街中にはフラッグやモニュメントが立てられ、海沿いには映画祭のオフィシャルグッズショップが開店されるなど、街全体が映画祭仕様になっていた。シッチェスの10月の平均気温は22度前後と日本より少し暖かく、そして1年のうち最も過ごしやすい時期。この日も快晴で過ごしやすい気候に恵まれ、雲一つない空と海、絶好の環境の中で、自然にテンションが上がっていく2人。
今回スペインを訪れるのがはじめてだった亀梨は、「僕はバルセロナに到着して、衣装がロストバゲージになるというところからはじまりまして(笑)」と到着早々に起こったまさかのトラブルを告白。しかし、三池監督とシッチェスの街を歩きながら、「どこを見ても絵になりますね。ワクワクします!」と笑顔がこぼれる。
13日のワールドプレミア前には、映画祭主催のフォトコールと記者会見に臨んだ亀梨と三池監督。到着日にロストバゲージとなった衣装が無事見つかり、この日の亀梨は、フォトコールと記者会見にはそれぞれ事前に準備した衣装で、そしてワールドプレミアにはスペインで用意した衣装で参加した。
フォトコールは海をバックにした絶好のロケーションで写真撮影が行われ、撮影後にはサインや記念撮影を求める現地の映画ファンが二人の元へ殺到。二人も笑顔で応じ、ファンとの交流を楽しんだ。
■これまでのサイコパス映画とはまったく違う物語
映画『怪物の木こり』は、倉井眉介の同名小説が原作。斧で頭部を開いて脳を奪い去る連続猟奇殺人が世間を賑わしていた中、次のターゲットとして弁護士・二宮彰が狙われる。しかし彼は、犯人をも凌駕するほどの冷血非情なサイコパスだった。事件の謎を解き、犯人の正体を暴かなければ殺される極限状況に追い込まれた二宮は逆襲に出る。亀梨は、サイコパスの弁護士・二宮を演じる。
フォトコール後に行われた記者会見で、「初めての三池監督との仕事はいかがでしたか」という記者からの質問に亀梨は、「今回の作品にはもちろん血もたくさん出てきますし、壮絶な現場になるのかなと思いきや、非常に穏やかな現場でした。笑顔が素敵な監督でいらして、現場は作風とはまったく逆で、非常に楽しく過ごさせていただきました。作品についても、絵の強さはもちろんのこと、人間ドラマがしっかりと描かれていて僕も大好きな映画の1本になりました。次回またご一緒させていただける機会があるのであれば、さらに激しい、このシッチェスの皆さんが好きなものを存分に詰め込んだ作品でまた戻ってこられたら光栄です。そのためにしっかり準備したいと思います。『ハアーッ!』って(笑)」と笑いながら答えると、会見の記者たちからも笑いが起こる一幕も。
また、「サイコパス役をどのように自分の中に注入していったか」というサイコパス弁護士役へのアプローチ方法を問われると、「派手にサイコパスというころを意識しないということを心がけていました」とした上で、「二宮というキャラクターの変化という点では、目の使い方、首の動かし方、目線の送り方というのは、僕なりに細かくこだわって演じました」と自身のこだわりを明かした。
また、記者からの「なぜこのストーリーを選ばれたのでしょうか。どういったところにひきつけられましたか?」という質問に対して三池監督は、「サイコパスという、映画の中で度々描かれてきたキャラクターが主人公です。ただ、その中で主人公が今まで描かれてこなかった変化を見せる。そこがこの作品の一番の、今までに作られてきたサイコパス映画とはまったく違う物語。人間の物語だというところに興味を持って、そこをできるだけきちんと表現できるように撮りました」と本作がこれまでのサイコパス映画とは一味違う作品であることをアピールした。
夕刻より行われた『怪物の木こり』ワールドプレミア。レッドカーペットを歩いた亀梨は「スペインに着いた当日のホテルのロビーや取材の合間でも、温かく出迎えてくれている感じがして、三池監督の作品を愛してやまない方たちの熱量の高さはもちろんですが、自分のことを知って来てくれる方たちもいてくださって、すごくありがたいですね」と笑顔で語り、世界初のお披露目を前に確かな手応えを感じていた。
日本発の超刺激サスペンスに、上映前の盛り上がりはもちろんのこと、上映中にも血しぶきの出る描写や衝撃的なシーンでは拍手や歓声が何度も起こるなど観客は熱狂、海外ならではの盛り上がりを見せた。
上映終了後、三池監督は「血に飢えているんですかね。スペインの人って(笑)」と満足げ。亀梨も「皆さんから満足だというようなリアクションがいただけたので、すごく安心しましたね」と安堵の表情を見せ、「スペイン自体が本当に初めてだったので時間がない中ですけれど、いろいろ見ることが出来たのはよかったです。最後も皆さんがいい熱量でいてくださって、いい言葉もいただけて、ヨーロッパはもちろん、いろいろな場所から来てくれている方たちもいらっしゃったので、すごくうれしかったです。シッチェスで感じたお客さんの熱量をエネルギーに、公開まではもちろん、公開後も駆け抜けていきたいなと思います」と今後に向けた意気込みを語っていた。
2023/10/19