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俳優の内野聖陽主演で、江戸文化の裏の華である春画の奥深い魅力を描く映画『春画先生』が今週13日より劇場公開される。本作より、葛飾北斎の春画代表作として有名であり、本作でも重要なシーンで登場する「喜能会之(きのえの)故(こ)真通(まつ)」“蛸と海女”鑑賞シーンが解禁となった。あまりに過激な内容のため、放送禁止音が挿入されている衝撃の映像と、“蛸と海女”の春画画像、詞書(ことばがき※背景文字)の全文を下段で紹介する。 江戸文化の裏の華である“笑い絵”とも言われた春画。江戸幕府から禁止された禁制品で表に出なかったからこそ、自由な創作が可能となり、とどまることを知らぬ芸術の域に達して、庶民から大名までを虜(とりこ)にした真の江戸時代のエンターテイメントだった。これまでその取扱いは日本映画でもタブーとされ、性器部分の描写は映倫審査でボカし加工が必要だった。しかし、本作は、映倫審査で区分【R15+】として指定を受け、商業映画として全国公開される作品としては、日本映画史上初、無修正での浮世絵春画描写が実現した。

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  • 映画『春画先生』(10月13日公開)“蛸と海女”鑑賞シーン(C)2023「春画先生」製作委員会
  • 亡くなったはずの芳賀の妻・伊都の双子の姉・一葉(安達祐実)=映画『春画先生』(10月13日公開)(C)2023「春画先生」製作委員会
  • 映画『春画先生』(10月13日公開)劇中に登場する【春画】葛飾北斎「喜能会之故真通」”蛸と海女”=(C)2023「春画先生」製作委員会

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