昨年の「フランス映画祭2022 横浜」で上映され、大きな話題を呼んだギャスパー・ノエ監督の最新作『VORTEX ヴォルテックス』が、12月8日より劇場公開されることが決定した。ポスタービジュアルは、老夫婦を待ち受ける逃れられない老いや孤立、死…そしてギャスパー・ノエ監督が本作で描く、死よりも恐ろしい「現実」を否が応でも感じさせる不穏に満ち満ちたものに仕上がっている。
『アレックス』(2002年)や『CLIMAX クライマックス』(2018年)などを世に送り出し、新作のたびにその実験的な試みと過激描写で世界中を挑発し続けてきたギャスパー・ノエ監督。これまで描いてきた「暴力」「セックス」を封印し、本作では、自身の経験を経て「病」と「死」をテーマに新たな世界を作り上げた。人はどう死んでいくのか?誰もが目をそむけたくなる現実を、真正面から冷徹なまでにまざまざと描き出していく。
主演は、80歳にして初主演を果たしたホラー映画の帝王ダリオ・アルジェントと、『ママと娼婦』の娼婦役で鮮烈な映画デビューを飾り伝説的な女優となったフランソワーズ・ルブラン。演技とは思えないふたりの奇跡の名演に目を奪われずにはいられない。
スプリットスクリーンの画面分割によって、老夫婦の日常が2つの視点から同時進行で映し出されていく。心通わぬ家族、不測の出来事、やがて訪れる死。観客は、暴力なき恐怖の渦に吸い込まれ、“死ぬまで”を追体験することになる。
解禁された予告編では本作を象徴するスプリットスクリーンのシーンが盛り込まれており、心臓病を患う“夫”と認知症が進行する“妻”、余命いくばくもない彼らと、離れて暮らす“息子”(アレックス・ルッツ)の姿を見ることができる。一見仲睦まじい夫婦の日常を描いていくのかと思いきや、次第に日常が崩れ去り、誰もが目を背けている【逃れられない運命】が無情にも迫りくることを予感させるものとなっている。
これまでに、過激で「動」な作風が特徴だった監督が、本作では打って変わって静かに、しかし確実にゆっくりと破滅へと向かっていく人々の人間模様を、目を背けたくなるほどに克明に描き切る。
(C) 2021 RECTANGLE PRODUCTIONS - GOODFELLAS - LES CINEMAS DE LA ZONE - KNM - ARTEMIS PRODUCTIONS - SRAB FILMS - LES FILMS VELVET - KALLOUCHE CINEMA
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
『アレックス』(2002年)や『CLIMAX クライマックス』(2018年)などを世に送り出し、新作のたびにその実験的な試みと過激描写で世界中を挑発し続けてきたギャスパー・ノエ監督。これまで描いてきた「暴力」「セックス」を封印し、本作では、自身の経験を経て「病」と「死」をテーマに新たな世界を作り上げた。人はどう死んでいくのか?誰もが目をそむけたくなる現実を、真正面から冷徹なまでにまざまざと描き出していく。
スプリットスクリーンの画面分割によって、老夫婦の日常が2つの視点から同時進行で映し出されていく。心通わぬ家族、不測の出来事、やがて訪れる死。観客は、暴力なき恐怖の渦に吸い込まれ、“死ぬまで”を追体験することになる。
解禁された予告編では本作を象徴するスプリットスクリーンのシーンが盛り込まれており、心臓病を患う“夫”と認知症が進行する“妻”、余命いくばくもない彼らと、離れて暮らす“息子”(アレックス・ルッツ)の姿を見ることができる。一見仲睦まじい夫婦の日常を描いていくのかと思いきや、次第に日常が崩れ去り、誰もが目を背けている【逃れられない運命】が無情にも迫りくることを予感させるものとなっている。
これまでに、過激で「動」な作風が特徴だった監督が、本作では打って変わって静かに、しかし確実にゆっくりと破滅へと向かっていく人々の人間模様を、目を背けたくなるほどに克明に描き切る。
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2023/09/25