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『最高の教師』涙のクランクアップ 松岡茉優が芦田愛菜ら“生徒”に金言「あの時間は本物」

 俳優の松岡茉優が主演を務める、日本テレビ系連続ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(毎週土曜 後10:00)が23日の最終回を前に、全編撮影終了した。クランクアップした松岡と芦田愛菜のコメントが到着した。

『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』に出演する(左から)松岡茉優、芦田愛菜(C)日本テレビ

『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』に出演する(左から)松岡茉優、芦田愛菜(C)日本テレビ

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 今作は、3年D組の担任である九条里奈(松岡)と鵜久森(芦田)ら生徒たちの“2度目の1年間”を描く紆余曲折の物語。時代に寄り添い、生徒に寄り添うことを諦めた化学教師の九条が、卒業式の日に“担任生徒の誰か”に突き落とされ、時を遡(さかのぼ)る。教卓に立ち、目の前に見えるのは1年後、自分を殺害する「30人の容疑者」。九条は覚悟を決め、教室、人生、そのすべてを覆し命がけで生徒に向き合う。

 松岡のほか、3年D組全員がそろうシーンで最後の撮影が終わると、スタッフからクランクアップの声がかかった。撮影開始から約4ヶ月間、ともに走り続けてきたキャスト、スタッフが一堂に会し、それぞれに花束が手渡された。各キャストからは、これまでの撮影に対する熱い思いが語られ、涙を交えながら感動的な終幕となった。

 松岡は、スタッフに「ドラマという環境の中で、私たちのお芝居を新鮮なうちに、こぼれ落ちないよう撮ろうとしてくださってありがとうございます。これは口で言うほど簡単なことではなく、さまざまな葛藤や尽力があってこそだと思います。私たちのために、お芝居を最優先に撮ってくださって、みんなにフルスイングをさせてくださって、本当にありがとうございました」と感謝した。

 続けて生徒に「生徒役を経験したことのある先輩としてお伝えしたいことがあります」として「この先、誰が何と言おうと、あの教室でみんなで作ったあの時間は本物です。汗なのか涙なのか鼻水なのかわからない状態でも、それを汚いなんて思わなかった、あの空間だけが真実だと思います。いつでもあの教室の心を取り戻せるように、またみんなと会えるように、私もがんばります」と約束。「出会ってくれて本当にありがとうございました。私にとってかけがえないのない、大好きな初めての生徒さんたちです。みんなに会うのが本当に楽しみでした。また絶対にお会いしましょう」と締めた。

 芦田は「このドラマが終わってしまうのがすごくさびしいです」と率直な思いを吐露。「心情的に重くて苦しいシーンもたくさんありましたが、一歩スタジオを出るとみんながとても楽しく接してくれて、松岡さんとのシーンも本当に楽しかったです。スタッフのみなさんもいつも温かく迎えてくださり、お芝居に熱中できる環境をつくってくださったこと、本当に感謝しています。つらい設定のシーンも多かったのですが、それすらも楽しいと思える撮影期間でした」と振り返った。

 そして「第6話が終わってからは、みなさんに会えなくてとてもさびしかったんですけれど、ドラマの中でみんなが『鵜久森さん』と言ってくれるのが本当にうれしくて、ニヤニヤしながら放送を見ているときもありました」と自身が演じた役に触れ、「お芝居をする楽しさも、ものづくりをする楽しさも、改めて実感させてくれた作品でした」と思いを語った。

 23日放送の最終回では、“あの卒業式の日”を再び迎える。九条と3年D組の生徒はどのような結末を迎えるのか。

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