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『ゆりあ先生の赤い糸』菅野美穂を取り囲む手強いキャスト公開 宮澤エマが怪演史を塗り替える強烈な夫の妹役

 俳優の菅野美穂が主演を務める、テレビ朝日系連続ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(10月19日スタート 毎週木曜 後9:00)の追加キャストが11日に発表され、俳優の宮澤エマ志田未来吉瀬美智子三田佳子が出演することが決定した。

ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』メインキャスト(C)テレビ朝日

ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』メインキャスト(C)テレビ朝日

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 同作は今年の「第27回手塚治虫文化賞」で「マンガ大賞」に輝いた入江喜和氏の同名漫画(講談社)をドラマ化。心優しい売れない小説家と結婚した主婦・伊沢ゆりあ(菅野)が、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と奇妙な同居生活をはじめることとなる新時代のホームドラマ。

 宮澤はいつでも自分の感情と都合が優先で耳障りのいい発言で体裁を取り繕いながらも、最終的には兄・伊沢吾良(田中哲司)の介護もゆりあに押し付ける義理の妹・伊沢志生里を演じる。宮澤は「ダントツでNo.1の強烈キャラクター!志生里さんを嫌いになっても、私のことは嫌いにならないでいただければと願っています(笑)」と伝えるほどの最強キャラで、自らの怪演史を塗り替える。ゆりあと物語をかき乱しまくる志生里の動向から目が離せない。

 志田は、突然ホテルで昏倒し、意識不明の要介護状態となった吾良のオペを担当する主治医・前田有香を演じる。オペの後も自宅で介護されることになった吾良を診察するため、定期的にゆりあの家を訪問し、慣れない介護で日々奮闘するゆりあと、その“家族”たちに寄り添いながら、奇妙な同居生活の目撃者となっていく。志田が医師を演じるのは今回が初めてで「自分の中では挑戦でもあります。ドラマを見てくださる方々もちょっとホッとできるような存在を演じられたらいいなと思っています」とコメントした。

 吉瀬は、ゆりあの実姉で、家庭がありながらも18歳年下と不倫中の超現実的で、ズバズバ物を言う泉川蘭を演じる。「蘭はわりと自由奔放に生きている女性。私自身ともまったく違うタイプの女性なので、その違いを楽しんで演じられたらいいなと思います」と新たな役どころに意気込む吉瀬が、まさかの脱・平凡人生に身を投じることになった妹・ゆりあに、容赦なく辛らつな意見をぶつける姉を体現する。

 三田は、ゆりあの夫の吾良の母親・伊沢節子を演じる。ゆりあ夫妻と同居している節子は、一発当てた後は鳴かず飛ばずの小説家である息子を支え続けてきたゆりあに、すがるように絶大な信頼を寄せる姑。その強い愛と甘えが意図せずして、ゆりあを困らせることもある。シャイで心配性であるがゆえ、他人に対しては壁を作りがちな節子だが、血のつながりを超えた奇妙な同居生活が始まると、その心境にも徐々に変化が訪れる。原作を「あとがきまで夢中になって読みました」という三田は、描かれている小柄でかわいらしいおばあちゃん像を徹底追求。肉襦袢(にくじゅばん)を何枚も着込んで身体に丸みを加えると同時に、膝や腰を曲げて小柄さを表現しつつ、せりふ回しにも細やかな工夫を凝らしながら表現する。

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