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今田美桜、目黒蓮は「本当にストイック」 『トリリオンゲーム』のバチバチシーンも語る

 人気グループ・Snow Man目黒蓮が主演、俳優の佐野勇斗が共演する、TBS系金曜ドラマ『トリリオンゲーム』(毎週金曜 後10:00)で黒龍キリカを演じる今田美桜が、このほどインタビューに応じ、作品の魅力や撮影エピソードなどを語ってくれた。

金曜ドラマ『トリリオンゲーム』の場面カット(C)TBS

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 原作は『ビッグコミックスペリオール』(小学館)で連載中の同名漫画(原作:稲垣理一郎、作画:池上遼一)。主人公である“世界一のワガママ男”のハルと、“気弱なパソコンオタク”のガクという正反対の二人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメントだ。

 今田が演じるのは、ハルとガクにとっての宿命のライバルである黒龍キリカ(こくりゅう・きりか)。通称“桐姫(きりひめ)”は、日本最大のIT企業「ドラゴンバンク」の取締役で、多言語を操るクールで強欲な才色兼備の女性。創業者である父・黒龍一真(國村隼)のDNAを色濃く受け継ぎ、どんな取引相手にもクレバーな交渉術を駆使して、欲しいものはすべて手に入れてきた。また利益を生まない者は容赦なく切り捨てる、敵に回すと怖いタイプだ。「ドラゴンバンク」の採用面接で出会ったハルとガクの才能にいち早く気づき、予想外の行動で突き進む2人に執着心にも似た強烈な興味を抱き、自分の支配下に置こうとする。

金曜ドラマ『トリリオンゲーム』の場面カット(C)TBS

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――これまで黒龍キリカを演じた感想を教えてください。
キリカは、社長令嬢でもあり、ビジネスマンとしてかなり仕事ができる。年齢としては24歳という設定なんですけど、黒龍家で育てられた品格をどう出そうかなと考えた時に、早口にならない喋り方や、瞬きを多くしないよう、重厚感を出せるよう意識しています。瞬きに関しては、監督経由で「國村さんがあまり瞬きをされないようにしている」という話をお聞きしまして、お父さんがそうなのであれば…と思って意識しています。そのほうが圧もあるのかなと思います。

――毎話、桐姫のファッションが話題となっていますが、特にお気に入り・印象的なファッションはありますか。
たくさん着たので、どれも印象的なのばかりですが…。(第3話で)ホストクラブに行った時の黒いコーディネートがすごくステキでしたね。あとは第8話で庶民的な焼き鳥屋さんに行くシーンで(店内の雰囲気と)真逆の真っ白なドレスを着てまして、そのギャップも込みですごい好きな衣装でした。

――これまで撮影して印象に残っているシーンを教えてください。
緊張したのは、第1話のビリヤードのシーンですかね。今までビリヤードをあまりやったことがなくて、事前に先生にいろいろと教えていただきました。しゃべりながら(ビリヤードをプレイする)流れで撮影したので緊張もしましたし、無事に終わってホッとしました。

楽しかったのは(第5話の)遊園地のシーンです。あそこまではっちゃけられるキリカってなかなかないので、原作でも大好きなシーン。子どもらしいというか、年相応なキリカの一面が見えてすごく大好き。乗り物も素直に楽しく乗っていました(笑)

金曜ドラマ『トリリオンゲーム』の場面カット(C)TBS

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――目黒蓮さんとの撮影エピソードを教えてください。
ご一緒するのは今回で2度目。前回はお互いに“陰な役”でした。今回の明るい役の目黒さんを見るのが初めてで、お互いにバチバチなシーンは楽しくやらせてもらっています。目黒さんは本当にストイックな方だなと改めて思いました。

――佐野勇斗さんとの撮影エピソードを教えてください。
今回、初めてご一緒させていただきました。役と真逆な印象で、特に遊園地の撮影は2人のシーンだったので、撮影合間にいろいろとお話をさせていただいたんですけど、すごくフランクな方でムードメーカーというイメージです。

――福本莉子さんとの撮影エピソードを教えてください。
福本さんは、第2話で中華料理を食べるシーン以来、第8話まで全くお会いしてなくて…。あまり凜々と一緒のシーンがないので、たくさんしゃべれてはいないんですけど、割とさっぱりした方だなという印象。でもすごくしっかりもしていて、大人っぽい方だなと。年齢を聞いてすごくびっくりしました。

――竹財輝之助さんとのエピソードを教えてください。
皆さんに共通して言えることなんですけど、あまり役の話をすることがなくて、竹財さんとも他愛もない話をして盛り上がってます。スクリーンに投影するプロジェクターで一緒に影絵を作って遊んだりしていました(笑)。すごくお優しくて柔らかい方なので毎度撮影を楽しみにしています。

金曜ドラマ『トリリオンゲーム』の場面カット(C)TBS

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――國村隼さんとの撮影エピソードを教えてください。
初めての共演は社長室のシーンでした。ギロッと見られた瞬間はドキッとして、目線をそらしたくなるくらい緊張しましたけど、負けちゃダメだという気持ちで撮影しました。カメラの回ってないところでは、すごく和やかな方でびっくりしました。お父さんとのシーンは楽しく撮影させていただいています。

――今後の見どころを教えてください。
9話は本当にいろんなことが起こります。まず8話のラストにお父さんがハルに「キリカと結婚しなさい」というシーンがあって、漫画もそこで終わっているので、それがどうなるのかなと皆さんも楽しみにしてくださっていると思います。

そして9話は“キャッシュレス事業”がテーマになっていきます。キリカは、ハルと対峙するなかで、予想外の展開にもなっていく。そこは今までとは違う、ハルとガク、そしてトリリオンゲーム社との絡みになっていきます。本当にいろいろなことが起きるので、視聴者の皆さんもワクワクしていただけるんじゃないかなと思っています。

■第9話(8日放送)のあらすじ
黒龍(國村隼)から、ハル(目黒蓮)、ガク(佐野勇斗)、祁答院(吉川晃司)が持つトリリオンゲーム社の株式を700億円で全て買い取ると買収話をもちかけられたハルたちはある一つの答えを出す。

金曜ドラマ『トリリオンゲーム』の場面カット(C)TBS

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そして次なるはキャッシュレス決済事業に目を付け、QRコード決済サービス「トリンリンペイ」を開発し、天下を取ろうと動き出す。

一方、子会社のスーパーマーケットチェーンに異動させられた桐姫(今田美桜)は、ドラゴンバンクの電子マネー「ドラコ」を使った新戦略を思いつく。その桐姫にハルから思わぬ申し出があって……

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