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朝ドラ『ブギウギ』第6弾キャスト発表 新納慎也、s**t kingz小栗基裕、宮本亞門が朝ドラ初出演【コメントあり】

 俳優の趣里がヒロインを務める、2023年度後期のNHK連続テレビ小説(第109作)『ブギウギ』の第6弾キャストとして、東京・梅丸楽劇団と音楽関係の人々を演じる新納慎也安井順平小栗基裕s**t kingz)、陰山泰富田望生利重剛宮本亞門の7人の出演が発表された。新納、小栗、宮本は朝ドラ初出演。

2023年度後期NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演する新納慎也(C)NHK

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 新納が演じる演出家/松永大星(まつなが・たいせい)は、外国帰りのやり手演出家。梅丸楽劇団の旗揚げ公演を任せられる。鈴子(趣里)の才能に気がつき、羽鳥(草なぎ剛)に紹介する。

 安井が演じる梅丸楽劇団の制作部長/辛島一平(からしま・いっぺい)は、大阪の梅丸少女歌劇団(USK)の林部長(橋本じゅん)の後輩。いつも、大物作曲家や演出家、歌手らの間に挟まれて苦しい思いをしている。

 小栗が演じるダンサー/中山史郎(なかやま・しろう)は、日本のトップダンサーの一人。タップダンスの名手。秋山(伊原六花)と組んで公演の主演を担う。

 陰山が演じるトランペット奏者/一井(いちい)はトランペット奏者で、梅丸楽劇団のバンドマスターを務める。

 富田が演じる弟子入り志願者/小林小夜(こばやし・さよ)は福島出身の女性。鈴子のような歌手になるのが夢で、弟子にしてほしいと訪ねてくる。

 利重が演じる日宝社長/大林林太郎(おおばやし・りんたろう)は梅丸のライバル会社・日宝の社長。鈴子の才能にほれ込む。

 宮本が演じる作詞家/藤村薫(ふじむら・かおる)は破天荒な天才作詞家。羽鳥に依頼され、鈴子の新曲の作詞をする。

 タイトルにある『ブギウギ』とは、陽気で踊り出したくなるような音楽リズムの一種で、多くの人を明るく元気にしたいという思いを込められている。ヒロイン・鈴子は、香川生まれの大阪育ち。銭湯の看板娘から、“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていく。大阪の華やかなステージ、生まれ故郷・香川への思い、そして夢を追いかけ東京へ…。さまざまな舞台が作品を彩り、今作は「これまでの朝ドラにはないほどの歌と踊り」が出てくる。

2023年度後期NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演する安井順平(C)NHK

2023年度後期NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演する安井順平(C)NHK

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●第6弾キャストコメント
・新納慎也
念願の朝ドラ初出演となります!オファーをいただいた時は本当に嬉しかったです。「当て書きのようだ」と言われる松永大星という演出家の役です。「まぁね、僕は演出家の一面もあるからね」と思いましたが、どうやらその当て書きの様だと言われる部分はそこではないらしい…(笑)
「ヒロインの相手役ですか?」「違いますっ!」と言われておりますが、いやはやどうなることやら?ですよ。鈴子の才能をいち早く見抜いた審美眼のある松永を、心を込めて全力で魅力的に演じたいと思います。

・安井順平
各方面から板挟みにあう中間管理職を演じます。さて、この職に求められる能力という項目を見つけました。コミュニケーション力、リーダーシップ力、人材育成力、課題解決力だそうです。残念ながら辛島部長はこれらのどれもが足りません。逆に、板挟みになりがちな人の特徴として、頼られると断れない。何事に対しても一生懸命で誠実。必要以上に相手のことを考えてしまう。辛島部長は全てに該当します…
制作部長としてはダメだけど、俳優としてはそうありたいものです。そんな辛島部長ですが、どうか愛してやってください。

・小栗基裕
初めて朝ドラに出演させていただきます。
中山史郎という寡黙なダンサーを演じました。ダンスシーンも必見です!
梅丸は個性的なキャラクターだらけですが、中山もなかなかクセ強です。笑
エンタメの世界ってクセが強い人ばかりですよね。でもそれが一周回って愛おしくなってくる。だからやめられない!
笑えて泣けて元気がもらえる、素晴らしい「ブギウギ」の世界を沢山の方に楽しんでいただけたら幸いです。

・陰山泰
トランペッターで楽団のバンマスという役です。
去年の東京NHK制作のドラマ『アイドル』でも同じ様な役柄で出演しました。
トランペットという楽器は手強いです。
戦前戦中そして戦後にかけての、音楽にとっては厳しい状況下、鈴子ちゃんと共に演奏を続けることの葛藤と喜びを、明るく演じていくことができれば、と思っています。
今回初めてご一緒する、キュートでバイタリティー溢れる主演の趣里ちゃんとの共演は、とてもとても嬉しくて楽しみです。

2023年度後期NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演する富田望生(C)NHK

2023年度後期NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演する富田望生(C)NHK

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・富田望生
なんともコロコロッとした…愛らしい女の子を務めることになりました。
「ホント小夜ちゃんしょうがない子やわ〜」と、チームの皆さまに見守られながら、ズキズキワクワクな日々を全力で駆けております。趣里さんの側でお芝居できること、この物語のヒロインの人生にお供できること、大変嬉しく、光栄です。小夜ちゃんの見つめ方で、支えとなれますよう尽力して参ります。楽しみにしててくんちぇ!

・利重剛
小学生の時にラジオで「買物ブギー」を聞いてから、ずっと笠置シヅ子さんの歌声に魅了されてきました。「ヘイヘイブギー」は一番好きな歌です。僕にとって人生のテーマソングです。
その笠置さんをモデルに、大好きな足立紳さんが脚本を書き、大好きな趣里ちゃんが主演するなんて!発表を聞いた時から参加をしたくてたまりませんでした。本当に嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

・宮本亞門
演出家になって自分が演じることは極力避けてきました、これから演技指導がしにくくなるからです。演出家の蜷川さんが「今でも俳優時代の下手な演技を揶揄される。演出家は演技を映像で見せないほうがいい」と忠告されたのもその一因です。
でも笠置シヅ子さんの大ファンの僕は、あえてカメラの前に立ちました。笠置さんに惹かれる理由は、宮本家が同じ香川県出身であることや、母と同じ松竹歌劇団に入団していたこと、それに戦前、戦後と日本中にジャズで元気と希望を与えてくれたからです。
正直、僕のカメラ前での演技は吐きそうなくらい緊張し硬直してましたが、共演者の趣里さん・草なぎ剛さんらキャスト、スタッフ皆さんのお陰でリラックスできました。この番組で視聴者の皆さんが朝前向きな一時を迎えられ、ポジティブな喜びを感じられたら幸いです。

・制作統括・福岡利武氏コメント
東京編の出演者も素晴らしい方々ばかりです!
鈴子の才能を見出し、東京へ鈴子を連れてくる演出家・松永役の新納慎也さん。白いスーツがよく似合う新納さんにしかできない独創的なキャラクターになっていると思います。安井さんは、制作部長として自由奔放な羽鳥善一と松永大星に挟まれるまさに中間管理職。二人の強烈な芝居に挟まれながらも、全く埋もれることのない存在感を放ってくれています。トップダンサー・中山役のs**t kingzの小栗さんは、流石の素晴らしいタップダンスを披露していただいています。そしてダンスだけでなく魅力あふれる個性的なキャラにも注目してください!陰山さんは、バンドのトランペット奏者です。トランペットの稽古にもかなり本格的に取り組んでいただきました。鈴子と一井のジャズの掛け合いは本当に迫力があります。
富田さんは、鈴子のところに突然やってくる、福島弁のとても癖が強い弟子入り志願者です。悪いことも良いことも全てが愛おしく見える魅力いっぱいのキャラクターに演じてくれています。ライバル会社の社長・大林は利重剛さん。業界の大物を貫禄たっぷりに演じてくれています。宮本亞門さんは笠置シヅ子さんにただならぬ思いがあると伺い、この天才作詞家の役で出ていただけないかとオファーしました。演出家の宮本さんならではの鋭いアイデアをたくさんいただき、オリジナリティーあふれる役を作り上げていただきました。
東京編も引き続きたくさんの個性豊かなキャストで、エンターテインメントの世界を魅力たっぷり描き出します。 10月2日の放送開始まで1か月を切りました。楽しみにお待ち下さい!

【ものがたり】
大正の終わりごろ、大阪の下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫(てんしんらんまん)な女の子です。小学校を卒業した鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになり、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。必死に稽古にはげんだ鈴子は、メキメキと成長、抜群の歌唱力で頭角を現していきます。
昭和13年、鈴子は上京。そこで、人気作曲家・羽鳥善一と出会い、大きく運命が変わります。鈴子は、作曲家の指導を受け、“スウィングの女王”と呼ばれ人気歌手になっていきます。
しかし、戦争が始まると、鈴子が置かれた状況は一変。鈴子の歌っていた歌は「敵性音楽」となり、鈴子の舞台での歌や踊りが厳しく制限されてしまいます。さらに、鈴子の弟は出征。また、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまいます。
不幸が重なり悩んでいた鈴子の前に、ある青年が現れます。ふたりは恋に落ち、やがて結婚を誓いあうまでに。しかし、青年の家族は大反対、結婚はなかなか実現しません。やがて戦争が終わり、鈴子は青年の子を身ごもります。ところが、青年は病にかかってしまいます。会えない日々が続き、そして、臨月の鈴子のもとに届いたのは青年の訃報でした。死に目に会えず、結婚もできないままの別れ。数日後、鈴子はひとりで娘を出産しました。
鈴子は、ひとりで娘を育てながら舞台で歌います。そんな中、生まれたのが「東京ブギウギ」です。明るく、飾らず、全身で歌う、鈴子の真骨頂。戦後の傷ついた日本に、その歌声が響き渡ります。鈴子の歌声に合わせて、笑顔で歌い踊る人たちが日本中にあふれていきました。鈴子は“ブギの女王”と呼ばれるようになり、大スター歌手への階段を駆け上がっていきます。

関連写真

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