サッカーJ1・FC東京に所属する長友佑都選手が23日、都内で開催された新ブランド「食育企画by the kindest」の共同記者会見に出席し、自身が開発に参加した“おやつ”製品をアピールした。

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　同ブランドは、“赤ちゃんからの食育”をサポートするブランド「the kindest（カインデスト）」を展開するMiLの新ブランドとして誕生。第1弾商品として「家族で楽しむおやつシリーズ」を開発し、9月4日より全国のコンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストアなど全10社1000店舗で発売する。長友選手は、妻の平愛梨とともに同シリーズの開発に参加した。

　長友選手は、「かなりこだわって作ったので、この日が迎えられてうれしい」と喜び、商品の開発秘話や自身の子育て論などをテーマにトークを展開。4児の父としてのエピソードも交えつつ、「着色料や香料、ショートニング、白砂糖などを使わずに、健康的で体に優しいものを目指した」「おいしくないと食べてもらえないし、おやつタイムが幸せな時間にならない」と、商品開発の過程を振り返った。

　家庭内での“食育”については、「健康的なものを食べること。そして、食べられることへの感謝を意識している」といい、平の手料理には「めちゃめちゃおいしいです」と賛辞。「アスリートとしてのコンディション管理という点でも、いつもすばらしい料理を用意してくれる。（家族で食卓を囲むのは）最高に幸せな時間」と感謝した。

　子どもたちも日頃から平の手伝いをしているといい、「本当においしい料理を作ってくれる。4〜5歳にして味がわかっているんだなと…」と誇った。

　今回の商品は、そんな家族の意見も採り入れながら開発された。長友は「最終的には3種類とも『おいしい』と言ってくれたので、全国の子どもたちにもそう言ってもらえるんじゃないか。自信作、最高傑作ができました」と胸を張り、「今後は、ゼリーやパンも作ってみたい。今回自信作ができたことで、やればできるんだと思えた。いい経験をさせてもらいました」と意欲を見せた。