セクシャルマイノリティの視点を織り込んだ数々の短歌を発表している歌人・小説家の小佐野彈が、東京・歌舞伎町で生きる3人の若者の三角関係を描いた小説 『車軸』(集英社文庫)が映画化され、11月17日よりTOHOシネマズ新宿ほかで公開されることが決定した。
熱を失ってしまった残骸のような東京・歌舞伎町の街を舞台に、生き方もセクシュアリティも全く異なる3人の若者を通して、自己の存在、つながることとつながらないこと、人と人の間に生きること、都市に生きることを描き、現代の若者のリアルな姿をあぶり出した青春映画。監督は、『最後の命』(2014年)や『パーフェクト・レボリューション』(17年)、『桜色の風が咲く』(22年)の松本准平が務めた。
3人の若者たちを演じるのは、2010年に蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』主演オーディションでグランプリを受賞し、放送中のテレビ朝日の特撮ドラマ『王様戦隊キングオージャー』に出演中の矢野聖人。映画『衝動』(21年)、BS-TBSドラマ『サワコ〜それは、果てなき復讐』などに出演した錫木うり。実写映画『鋼の錬金術師』シリーズでアルの声を務め、『魔進戦隊キラメイジャー』(20年)や映画『忌怪島』(23年)に出演した水石亜飛夢。彼らの脇を、リリー・フランキーや筒井真理子、奥田瑛二らが固める。
あわせて解禁となった予告編では、歌舞伎町の街で、ゲイであることをカムアウトしている資産家・潤(矢野)、大学生の真奈美(錫木)、潤に枕営業をするホスト・聖也(水石)の生活が交差する。
裕福な実家を、「偽物だから。」と吐き捨て、本物に憧れる真奈美。友人に潤を紹介された真奈美は、2人に連れられたホストクラブで聖也に出会う。ある日、潤に誘われてジョルジュ・バタイユの小説『マダム・エドワルダ』の朗読劇を鑑賞した真奈美は、主人公を甘美なエロスへと導く神・エドワルダの姿に、血が沸き立つような感動を覚える。一人のホストを“共有”し、やがて互いを渇望するようになっていく3人。さらに、真奈美が父親に打たれるシーンや、階段から転がり落ちる不穏なシーン、最後に流す涙も意味深だ。
原作者の小佐野は「『車軸』は歌人の僕が5年前に書いた初の小説であり、その後小説家としても活動するきっかけとなった特別な作品です。形式を無視して1週間で書いた、この粗削りで暴力的な小説には、僕の抱えている切実なものの全てを詰め込みました。それぞれ僕の化身である真奈美と潤、そして聖也が、このたび映像として新たな命を与えられます。スクリーンの中で生きて動き、葛藤する彼らの姿にご期待下さい」とコメントを寄せている。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
熱を失ってしまった残骸のような東京・歌舞伎町の街を舞台に、生き方もセクシュアリティも全く異なる3人の若者を通して、自己の存在、つながることとつながらないこと、人と人の間に生きること、都市に生きることを描き、現代の若者のリアルな姿をあぶり出した青春映画。監督は、『最後の命』(2014年)や『パーフェクト・レボリューション』(17年)、『桜色の風が咲く』(22年)の松本准平が務めた。
3人の若者たちを演じるのは、2010年に蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』主演オーディションでグランプリを受賞し、放送中のテレビ朝日の特撮ドラマ『王様戦隊キングオージャー』に出演中の矢野聖人。映画『衝動』(21年)、BS-TBSドラマ『サワコ〜それは、果てなき復讐』などに出演した錫木うり。実写映画『鋼の錬金術師』シリーズでアルの声を務め、『魔進戦隊キラメイジャー』(20年)や映画『忌怪島』(23年)に出演した水石亜飛夢。彼らの脇を、リリー・フランキーや筒井真理子、奥田瑛二らが固める。
裕福な実家を、「偽物だから。」と吐き捨て、本物に憧れる真奈美。友人に潤を紹介された真奈美は、2人に連れられたホストクラブで聖也に出会う。ある日、潤に誘われてジョルジュ・バタイユの小説『マダム・エドワルダ』の朗読劇を鑑賞した真奈美は、主人公を甘美なエロスへと導く神・エドワルダの姿に、血が沸き立つような感動を覚える。一人のホストを“共有”し、やがて互いを渇望するようになっていく3人。さらに、真奈美が父親に打たれるシーンや、階段から転がり落ちる不穏なシーン、最後に流す涙も意味深だ。
原作者の小佐野は「『車軸』は歌人の僕が5年前に書いた初の小説であり、その後小説家としても活動するきっかけとなった特別な作品です。形式を無視して1週間で書いた、この粗削りで暴力的な小説には、僕の抱えている切実なものの全てを詰め込みました。それぞれ僕の化身である真奈美と潤、そして聖也が、このたび映像として新たな命を与えられます。スクリーンの中で生きて動き、葛藤する彼らの姿にご期待下さい」とコメントを寄せている。
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2023/08/23