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韓国を震撼させた映画『トンソン荘事件の記録』日本公開決定、衝撃映像解禁

 「台湾史上最も恐い映画」と言われた『呪詛』や、韓国・タイ合作『女神の継承』等で躍進するアジア・ホラー映画の新たな衝撃作、韓国映画『トンソン荘事件の記録』が10月27日より、東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほか全国で順次公開されることが決定した。


韓国映画『トンソン荘事件の記録』10月27日より全国順次公開 (C) 2020 KT ALPHA Co., Ltd., BALPO PLAN INC. & BROTHER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED

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 1992年、釜山の旅館「トンソン荘」で殺人事件が起きた。旅館のアルバイトの男が恋人を連れ込み、隠しカメラで部屋の様子を撮影。しかし、男はその部屋で恋人を殺害してしまう。逮捕された男は、心神耗弱による無罪を主張したが、判決は無期懲役。そして、仮釈放の1年前に自ら命を絶った。

 殺害の一部始終が収められたビデオは、その残虐性から当局によって封印された。しかし、検事の間で話題になったのは、殺害の様子ではなく部屋の鏡に映っていたものだった。それは、男でも恋人でもなく、そこにいるはずのない何かの姿。取材班は、その真相を突き止めるべく調査を開始。その様子を記録映画として撮影するが…。

 フィクションなのか、それとも実在の出来事なのか、虚実が入り交じったフェイクドキュメンタリーの手法で描かれる本作。そのリアルな恐怖と予測不能な展開が話題を呼び、韓国での劇場公開時には、ハリウッド作品が並ぶ中で初登場5位にランクインし、スマッシュヒットを記録した。

 解禁となった特報では、「韓国検察庁によって封印された門外不出の禁断映像、ついに解禁」という強烈なメッセージから始まる。30年前に旅館トンソン荘で起きた殺人事件の犯人が残したビデオに映ったいるはずのない“何か”。その“絶対に映ってはいけないもの”の正体とは何か。

 あせて解禁された場面カットも、壁に血痕が残る殺人現場のようなシーンを捉えたものや、何かを咥える返り血を浴びたような血だらけの女性、監視カメラに写り込んだこちらを見つめる女性、一人だけ目にモザイクがかかっていない不気味なクラス写真など、本作のおぞましい一瞬一瞬を切り取ったものとなっている。

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