お笑いコンビのしずる、ライス、サルゴリラの3組に、作家・演出家の中村元樹氏を加えた7人組演劇ユニット“メトロンズ”による第5回公演『ホームルール』(19日〜23日、東京・赤坂RED/THEATER)が開幕する。初演に先立って行われた囲み取材では、意気込みや見どころを語った。
過去には、2021年に第1回、2回、昨年に第3回、4回を開催。実力派コント師3組による本気の芝居を熱量たっぷりに届けてきた。第5回となる今作も、演出を中村氏、脚本をしずるのKAZMA(=Zはストローク付き表記)が担当し、本気の90分を創り上げる。
ゲネプロを終え、本番に向けた手応えを問われると、KAZMAは「もらったな」と響かせた。村上純は「稽古中は、どこが受けるかわからないので、期待と不安が入り混じっている」と本音を吐露。中村氏は「今まで一番緻密で繊細な稽古ができていたので、それをゲネでも発揮できていました。今までは、ゲネでも変なことをする人がいたので」と苦笑いしつつ、「この調子で本番も臨めば成功すると思う」と自信を見せた。
“本気の90分”のうち、見どころを聞かれたKAZMAは「36分以降」と一言で答えたが、共演者も「どのへん?」「中盤以降?」としっくりきていないよう。サルゴリラの児玉智洋は「普段は笑いを求めて演技をしてしまうことが多いのですが、相手の言い方で変えたり、2割くらいアドリブ的な部分もあります。演技ってなんかいろいろ学ぶことがあるんだなって」と自身の成長をかみしめた。
脚本についてKAZMAは「今までのはわかりやすいストーリーの起伏を作っていましたが、今回はそこまでわかりやすくないので、見る人によって突き刺さる部分が違うと思います」と分析し、「エンターテインメントにはちょっと遠いしっかり考えてみるって言うお芝居になっている」とまじめな表情に。「違ったら申し訳ないですが、見に来てください」と呼びかけた。
また、中村氏は「過去4作に比べて全員がお芝居に対する意識が高まってきている」とパワーアップを評価。「成長したなと思うのは、児玉。2割残すみたいなのはあんまりなかったので」と絶賛すると、児玉は照れ笑いを浮かべていた。
過去には、2021年に第1回、2回、昨年に第3回、4回を開催。実力派コント師3組による本気の芝居を熱量たっぷりに届けてきた。第5回となる今作も、演出を中村氏、脚本をしずるのKAZMA(=Zはストローク付き表記)が担当し、本気の90分を創り上げる。
ゲネプロを終え、本番に向けた手応えを問われると、KAZMAは「もらったな」と響かせた。村上純は「稽古中は、どこが受けるかわからないので、期待と不安が入り混じっている」と本音を吐露。中村氏は「今まで一番緻密で繊細な稽古ができていたので、それをゲネでも発揮できていました。今までは、ゲネでも変なことをする人がいたので」と苦笑いしつつ、「この調子で本番も臨めば成功すると思う」と自信を見せた。
“本気の90分”のうち、見どころを聞かれたKAZMAは「36分以降」と一言で答えたが、共演者も「どのへん?」「中盤以降?」としっくりきていないよう。サルゴリラの児玉智洋は「普段は笑いを求めて演技をしてしまうことが多いのですが、相手の言い方で変えたり、2割くらいアドリブ的な部分もあります。演技ってなんかいろいろ学ぶことがあるんだなって」と自身の成長をかみしめた。
脚本についてKAZMAは「今までのはわかりやすいストーリーの起伏を作っていましたが、今回はそこまでわかりやすくないので、見る人によって突き刺さる部分が違うと思います」と分析し、「エンターテインメントにはちょっと遠いしっかり考えてみるって言うお芝居になっている」とまじめな表情に。「違ったら申し訳ないですが、見に来てください」と呼びかけた。
また、中村氏は「過去4作に比べて全員がお芝居に対する意識が高まってきている」とパワーアップを評価。「成長したなと思うのは、児玉。2割残すみたいなのはあんまりなかったので」と絶賛すると、児玉は照れ笑いを浮かべていた。
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2023/07/19