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ラッセル・クロウ、「怖い映画は好きじゃない」苦手なホラーに初めて挑んだ思い

 俳優ラッセル・クロウ主演、映画『ヴァチカンのエクソシスト』が今月14日より公開される。『グラディエーター』(2000年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞しするなど、華々しいキャリアの中で、ホラー映画に出演するのは今回が初めてだったラッセル・クロウ。その理由は単純明解だ。

ラッセル・クロウ主演、映画『ヴァチカンのエクソシスト』7月14日公開

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 「このジャンル(ホラー)にはまったく関わってきませんでした。怖い映画は好きじゃないんです。眠れなくなるから」「私はひどく迷信深いんです。実際、私の周りでも変わった出来事がいくつも起きていました。でも精神のバランスを保って、単なる偶然だと考えるしかない。そうしないと、ちょっと正気を失ってしまいますから」と、根っからの“ホラー嫌い”を公言している。

 そんな彼が、今回、出演を決めたのは、実在した人物、アモルト神父(1925年誕−2016年没)の偉大な功績に興味を持ったからだった。本作は、生涯で<数万回の悪魔祓い>を行った実在のエクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父の物語。カトリック教会の総本山ヴァチカンのローマ教皇に仕えるチーフ・エクソシストであり、エクソシスト界では知らぬ者のいないレジェンド的存在の彼が記録した回顧録をもとに、“壮絶な悪魔祓いの一部始終”の映像化に挑んだ。

ラッセル・クロウ主演、映画『ヴァチカンのエクソシスト』7月14日公開

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 ラッセル・クロウは、アモルト神父に関する資料を出来る限り集めたほか、実際にローマを訪れ、一週間かけてアモルト神父を知っていたヴァチカン関係者たちに会うなど入念なリサーチを行い、撮影に挑んだという。また、「(アモルト神父は)大きな物議を醸した人物。36年間も祓魔師を務めただけでなく、その経験を回顧録にしたんだ。彼はカトリック教会の暗部をえぐり出す」と、敬意を示している。

 映画に登場するアモルト神父は、最強の悪魔(サタン)を相手に壮絶な悪魔祓い(エクソシズム)を行うだけではなく、ヴァチカンに隠されていた闇を解き明かす重要な一旦を担うこととなる。

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  1. 1. ラッセル・クロウ、初のホラー作品 “悪魔祓い”回顧録を映画化『ヴァチカンのエクソシスト』
  2. 2. ラッセル・クロウが初めて挑んだ“悪魔祓い”の一部を公開 6月6日は「悪魔の日」
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  5. 5. 史上最強のエクソシスト VS 史上最強の悪魔『ヴァチカンのエクソシスト』本編映像

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