先月24日に開催された『RIZIN.43』で、クレベル・コイケ(33)とのフェザー級タイトルマッチに挑み、無念の一本負けを喫した鈴木千裕(24)。これまでのファイター人生で最も注目を集めた試合から2週間後、SNSの更新をストップし試合後の心境を語っていなかった彼がORICON NEWSの単独のインタビューに応じた。 試合前は「3分でクレベルをKOします!」と宣言していたが、実際は逆に1ラウンド2分59秒でアームバーに捉えられ、タップした鈴木。クレベルが規定体重をオーバーしていたため試合結果は「ノーコンテスト」となったが、リングから引き上げる鈴木は立っていられないほど号泣していた。それ以降、練習の虫だった彼がジムに顔を出していないというウワサも聞き、メンタルの状態を心配しながら迎えたインタビューだったが、取材場所のジムに現れた彼は、吹っ切れたような明るい笑顔を見せていた。
2023/07/16