4月期を対象としたオリコンの最新ドラマ満足度（6月13日〜6月19日放送を対象）調査で、福山雅治主演『ラストマン―全盲の捜査官―』（TBS系、第9話対象）が、前週2位から首位に返り咲きした。前週100Pt満点で初の単独首位を記録したKing & Princeの高橋海人(※高=はしごだか)とSixTONESの森本慎太郎主演『だが、情熱はある』（日本テレビ系、第11話）は2位にランクインした。

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　『ラストマン』は、初回から93Ptの高数値でスタート。2話目で89Ptに落ち込むも、3話目以降すべて90Pt台をキープし、7週連続で単独首位を記録していた。今回の調査対象は「第9話」で、満足度100Pt満点中99Ptを獲得。最終回目前の放送で、「内容」の項目がわずか1Pt足りない結果となった。なお、同作は25日に最終回を迎えている。

　2位にランクインした『だが、情熱はある』（第11話対象）の満足度は98Ptで、「視聴量」の項目が2Pt足りなかった。こちらも25日の放送（第12話）で最終回を迎えている。

　話題作が次々と最終話を迎え、満足度も注目されるなか追い上げを見せているのが、奈緒と永山瑛太が夫婦を演じた『あなたがしてくれなくても』（フジテレビ系）。夫婦のすれ違いを描く物語で、22日に放送された最終回の結末に大きな反響が集まっていた。

　同作の満足度は、初回58Ptからほぼ右肩上がりで上昇しており、今回調査した最終回直前の「第10話」で92Ptを記録した。とくに出演者の演技力が高評価を集めており、項目別「主演」「主演以外」は20Pt満点。視聴者からは「人間味あふれる演技がいい」「感情移入して泣いた」「夫婦間の関係性、やりとり、雰囲気などがリアルですごい」など大絶賛の声が多数。「今期はこれが当たり」と、放送を心待ちにするコメントも多かった。

　同作は29日に「特別編」が放送された。

●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。