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岡山天音主演映画『笑いのカイブツ』に仲野太賀、菅田将暉、松本穂香ら集結

 俳優の岡山天音が主演を務める映画『笑いのカイブツ』の公開日が、来年(2024年)1月5日に決定。物語を豊かに彩るキャスト6人が新たに発表となった。仲野太賀菅田将暉松本穂香ら、主演の岡山と同世代の俳優たちの共演が楽しみだ。

映画『笑いのカイブツ』(2024年1月5日公開)キャスト発表(上段左から)松本穂香、仲野太賀、菅田将暉、板橋駿谷、片岡礼子、前原滉

映画『笑いのカイブツ』(2024年1月5日公開)キャスト発表(上段左から)松本穂香、仲野太賀、菅田将暉、板橋駿谷、片岡礼子、前原滉

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 コンテンツ配信サイト「cakes」で連載され、書籍化された“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの類まれな半生を描いた同名私小説を、井筒和幸中島哲也廣木隆一などのもとで助監督を務め、『ポイズンドーター・ホーリーマザー』(19年)、『サワコ 〜それは、果てなき復讐』(22年)など、数多くのドラマの演出を手がけてきた滝本憲吾監督が映画化。

 15歳から6年もの間、一心不乱に大喜利番組に投稿し続けたツチヤは、念願かなってお笑い劇場の作家見習いになる。しかし、純粋に笑いだけを追求するだけでは生きていけない大人の社会に負けてしまう。その後、ラジオ番組への投稿が注目を集め“伝説のハガキ職人”となったツチヤは、尊敬する芸人から声をかけられ大阪から上京。必死に馴染もうとするが…。もがきながらも「笑い」に人生を捧げる不器用すぎるツチヤと、その熱量に突き動かされていく人たちの人間ドラマ。

 今回、解禁された場面写真には、主人公のツチヤ(岡山)が、自分の部屋でネタを考えている姿を切り取ったもの。机や壁にはネタがびっしりと書き込まれたメモが散乱しており、狂気的なまでにネタを生み出し続ける主人公を表す印象的なカットとなっている。

 ツチヤの才能を見出し、東京へと呼び寄せる人気芸人ベーコンズの西寺役に仲野太賀。大阪で出会い、全く異なる境遇ながらツチヤと意気投合するキーパーソンのピンク役を菅田将暉。ツチヤが想いを寄せるヒロインのミカコ役を松本穂香が演じる。

 さらに、不器用な息子を心配しながらも信じ続けるツチヤのおかん役に片岡礼子。べーコンズが出演する人気ラジオ番組の放送作家・氏家役を前原滉。べーコンズ西寺の相方・水木を板橋駿谷が演じる。西寺(仲野)と水木(板橋)の臨場感ある漫才シーンも期待したいところだ。

■仲野太賀 /西寺(ベーコンズ)役

 完成作を観ながら、現場の情熱がバシバシ映像から伝わってきてうれしくなりました。滝本監督のパワフルで繊細な演出が楽しくて、毎日現場に行くのが喜びでした。すてきな組に参加できて本当に良かったです。そして、主演の岡山天音が素晴らしい。彼が演じる狂おしくも愛おしいツチヤがまぶしかったです。今日はどんなツチヤに出会えるんだろう、と目が離せませんでした。輝きまくった(本編では淀みまくってる)天音と共演できてすごくうれしかったです。

■菅田将暉 /ピンク役

 伝説のハガキ職人の映画化、岡山天音主演と聞いて全身がよくわからない震えに襲われ参加しました。滝本監督のユーモアと覚悟、岡山天音の純朴な狂気、刺激あふれる現場に震えの正体はこれかと、突き詰める男たちに憧れている自分がいました。僕自身ラジオリスナーに救われた事が何度もあるので、その凄みが映画になること、うれしく思います。公開が楽しみです。

■松本穂香 /ミカコ役

 目の前で生きるツチヤタカユキのパワーがすさまじく、言い表すことのできないその生のエネルギーみたいなものに、私は何度も喰らいまくりました。やっぱり天音さんは人間を演じる天才です。生きることのおかしみや愛しさを、ただその場にいるだけで表現できてしまう。お芝居で対峙しながら、私もちゃんとひとりの人間にさせてくれました。この映画が持つ、なんともいえない愛しさをぜひ映画館で体感していただきたいです。

■片岡礼子 /おかん役

 道をこうと決めたら、圧倒的に不器用な人ほど有無を言わさぬ魅力の塊と化すのかもしれない。そんな主人公の "ツチヤタカユキ" を凄まじき格闘をしながら体現してゆく岡山天音さんがだんだんとツチヤになってゆく姿に、眼が離せませんでした。またそんな彼を見て嬉々とし想いを伝える滝本憲吾監督が持つ独特の魅力にも。笑い声のする愛しき現場でした。こんな息子のおかん役は面白くて心配で離れ難かったです!笑

■前原滉  /氏家役

 ご一緒するたびに面白く、素敵になり続けている岡山天音くん×とてつもなくいい意味でクレイジーなツチヤタカユキさん×あらゆる現場を乗り越えてきた滝本憲吾監督この組み合わせで作られる映画は面白いとかそういう言葉を超越した所に行くんだろうなあと、台本を頂いた時から感じてました。出来上がりを見て、そんな想像すらも軽く超えていました。この現場に携われて一俳優として幸せです。ぜひ! この作品はスクリーンでご覧になってください。

■板橋駿谷 /水木(ベーコンズ)役

 誰しも何かに取り憑かれたような時があるのではなかろうか。それは「夢」という"カイブツ"であると思う。周囲から見ると、熱苦しく滑稽で生きづらそうで惨めで無様で不細工で…迷惑ですらある。一体何と戦っているのか…闇の中にいるツチヤを見ていたら、昔の自分と重なった。逃げ道なしの一本道。この作品が、世に遍く"カイブツ"達に届きますように。この素晴らしい作品に参加できて幸せだ!

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  1. 1. 岡山天音主演映画『笑いのカイブツ』に仲野太賀、菅田将暉、松本穂香ら集結
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  • 映画『笑いのカイブツ』(2024年1月5日公開)場面写真 (C)2023「笑いのカイブツ」製作委員会

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