俳優の生駒里奈が、26日に放送されるテレビ東京の月曜プレミア8『今野敏サスペンス 雛菊 警視庁強行犯係 樋口顕』(後8:00)にゲスト出演することが7日、発表された。 本格警察小説の名手・今野敏氏の原作による本格ミステリーをドラマ化した「強行犯係 樋口顕」シリーズは、15年以上にわたりスペシャルドラマとして放送された同局の正統派ドラマを代表する骨太な作品。内藤剛志が主役の警視庁捜査一課強行犯係の警部・樋口顕を演じている。 生駒が演じるのは今回の事件の被害者であり、介護施設で働く女性・太田ひろ子。物語はひろ子の絞殺体が芝浦埠頭で発見されるところから幕を開ける。捜査を進める中でひろ子が6年前に夫・山下淳史(武田航平)と愛人・菜摘(瀬戸さおり)の間に生まれた子を誘拐した過去があることが判明。夫との離婚後、ひろ子は狛江市の介護施設に勤務していたが、介護施設を開業する夢をかなえるため10日ほど前に退職。同僚は故郷の静岡県・八幡野に帰ったと思っていたという。そんな折、先月半ばにひろ子の家の前で、山下が「話を聞いてくれ!」と叫んでいたことがわかる。 出演にあたり、生駒は「今回私が演じる太田ひろ子はさまざまな思いが交錯する中で、介護施設を開業するという夢を追っていたにも関わらず、その道半ばで不運にも事件に巻き込まれてしまう女性」と自身の役を説明。「内藤さんとご一緒するのは2回目ですが、今回もたくさんご指導頂きながら撮影に臨ませて頂きました。誰かを想う気持ちはいつも伝わりやすいものではなく、時には他の誰かを傷つけてしまうこともあるという悲しい側面も描かれた作品になっています。ぜひ一人でも多くの方に見て頂けたらうれしいです!」と呼びかけている。