ピン芸人・オジンオズボーン篠宮による大好きな特撮に特化したコラム『オジンオズボーン篠宮暁の特撮ヤベーイ!』。第34回は、いい縁に感謝しかない『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』への熱い思いを語る。
先週5月28日に、『ドンブラザーズ』のファイナルライブツアーが千秋楽を迎えた。4月頭あたりから全国を回ってる様子が公式やキャストさんのSNSで発信されてるのを見て、盛り上がってる空気はバシバシ感じていた。数年前までスケジュールが合わなければBlu-rayが発売されるまで首を長くして待つしかなかったが今は配信で、そしてリアルタイムで見ることができる。あらためて便利な時代に感謝しつつ、一番最後の公演を配信で鑑賞。
まずはショーパート「じごくさいばん」。例年、ここのパートはもっとヒーロー色というかアクション色が強いイメージだが今回はかなり演劇感が強め。出ているキャストさんもテレビの演技とはまた違った舞台映えするお芝居をしていて見応え抜群。中でも雉野つよし役の鈴木浩文さんやソノイ役の富永勇也さんは舞台の経験も豊富だからか安心して見ていられる。脚本はテレビ本編と同じく井上敏樹大先生。井上さんは特撮の脚本家としてのイメージが強いが実は舞台脚本も数本手がけられており、『仮面ライダー龍騎』の松田悟志さん主演の『H〜i!Jack!!〜やぁ!ジャックさん!!〜』や『仮面ライダーディケイド』の井上正大さん主演の『おれの舞台』など仮面ライダー作品出身の俳優さんを何人も起用した公演もやられている。なので井上先生が舞台の脚本を書かれることは何の違和感もなく、むしろここまで書いてくださるんだという感動の方が大きかった。裁判という設定で過去のシーンを振り返りつつもそれぞれのキャラクターの良さも引き出していき、しかしヒーローショーとしても成立させているのは流石としか言いようがない。あとは場面転換のスピーディーさにうなり、舞台の完成度の高さはまだまだ公演を重ねるつもりなのかと勘違いしてしまうほど。
二部はトークパート。千秋楽ということですでに目がうるんでるキャストさんもちらほら。涙の分だけ作品と向き合ってきた何よりの証拠でもあるし、これだけ愛情を持って役に向き合っていたんだと思うとファンとしてはこの上なくうれしかったりする。しかし、やはり普通の作品ではなくかなりぶっ飛んだ作品だったため、悩んだこともあったことを吐露するキャストさんも。そりゃ大変だろうなと共感しつつも、見ているこっちとしては何の違和感もなく作品に没入できていたのはキャストさんの並々ならぬ努力があったおかげだろう。皆さんのコメントもかなりグッときたが一番グッときたのは先ほどもお名前を出させていただいた鈴木浩文さんである。30歳過ぎてからの戦隊ヒーロー抜てきには当時なかなか驚いた。それはきっとご本人も同じだったかと思う。ヒーローらしからぬキャラクター、妻帯者、嫉妬深くて何度もヒトツキに変貌したヒーローなんて前代未聞である。時にはヒールにもなった雉野つよしを最終的に愛されるところまで持っていけたのは経験豊富な鈴木さんの力によるところが大きい。さまざまな経験をした上でのドンブラザーズの現場で、いかにすごい経験を積めたかは、いろんな現場を見てきた鈴木さんだから余計に感じるところがあったに違いない、そんなスピーチだった。
『ドンブラザーズ』はこれで終わりかと思いきやこのファイナルライブツアーの舞台裏がTTFCで配信されるとのこと。あらためて皆様お疲れ様でした。そしていい縁をありがとう、ドンブラザーズ。
先週5月28日に、『ドンブラザーズ』のファイナルライブツアーが千秋楽を迎えた。4月頭あたりから全国を回ってる様子が公式やキャストさんのSNSで発信されてるのを見て、盛り上がってる空気はバシバシ感じていた。数年前までスケジュールが合わなければBlu-rayが発売されるまで首を長くして待つしかなかったが今は配信で、そしてリアルタイムで見ることができる。あらためて便利な時代に感謝しつつ、一番最後の公演を配信で鑑賞。
二部はトークパート。千秋楽ということですでに目がうるんでるキャストさんもちらほら。涙の分だけ作品と向き合ってきた何よりの証拠でもあるし、これだけ愛情を持って役に向き合っていたんだと思うとファンとしてはこの上なくうれしかったりする。しかし、やはり普通の作品ではなくかなりぶっ飛んだ作品だったため、悩んだこともあったことを吐露するキャストさんも。そりゃ大変だろうなと共感しつつも、見ているこっちとしては何の違和感もなく作品に没入できていたのはキャストさんの並々ならぬ努力があったおかげだろう。皆さんのコメントもかなりグッときたが一番グッときたのは先ほどもお名前を出させていただいた鈴木浩文さんである。30歳過ぎてからの戦隊ヒーロー抜てきには当時なかなか驚いた。それはきっとご本人も同じだったかと思う。ヒーローらしからぬキャラクター、妻帯者、嫉妬深くて何度もヒトツキに変貌したヒーローなんて前代未聞である。時にはヒールにもなった雉野つよしを最終的に愛されるところまで持っていけたのは経験豊富な鈴木さんの力によるところが大きい。さまざまな経験をした上でのドンブラザーズの現場で、いかにすごい経験を積めたかは、いろんな現場を見てきた鈴木さんだから余計に感じるところがあったに違いない、そんなスピーチだった。
『ドンブラザーズ』はこれで終わりかと思いきやこのファイナルライブツアーの舞台裏がTTFCで配信されるとのこと。あらためて皆様お疲れ様でした。そしていい縁をありがとう、ドンブラザーズ。
2023/06/04